発売されたら、いちど試乗をしてみたい!と思う1台。
BMWから登場する新型S1000 RRのMパッケージは、昨年から気になっているバイクなのです。
今回のモデルチェンジで、フロントのフェイスの変更や軽量化がすすむなど、ますますパワーアップしたマシンとなっています。
今回は「新型S1000 RR」について、リサーチしてみました。
新型S1000RRの魅力は、いったいどこにある
BMWのS1000RRといえば、フロントフェイスの左右非対称が印象的。
このデザインが特徴であるがゆえに、購入をためらう人もいるとか…
でも今回の新型S1000RRのイメージの一新によって、新たな顧客を開拓できるのかもしれません。
BMWの進化ともいえるデザインとなっています。
次に、マシンの特徴として最速タイムを更新するために、-11㎏の軽量化を実現。
車体のメインフレームには、フレックスフレームが採用され横幅がスリムになり、エンジンだけでなく、マフラーも軽量化されています。
個人的には、若干カウルでおおわれている部分が少なくなった感じがあり、この点は残念なポイントなのです。
SSのカッコよさが…と思うのですが、軽量化をすすめるために仕方ない選択だったのでしょう。
これでさらなる最速を目指せる!という目標は達成されるのかもしれません。
今回の注目は、マシンの軽量化だけでなく199psから207psへパワーアップしていること。
試乗してみたい!と思っても、なかなか手がだせないマシンだからこそ魅力的に映りますね。
カスタムパーツも楽しみな「新型S1000RR」
新型のS1000RRは、Mパッケージとして専用のカラーリングやカーボンホイール、スポーツシートなどを装備。
エンジンには、吸気側のバルブタイミング&リフトが可変するシフトカムテクノロジーが採用され、207ps/13500rpm、11.52㎏-m/11000rpmを実現しています。
DDC(電子制御サス)はオプションとなり、サーキットに必要なトラコンやサーキット対応のABSなどが標準装備。
パワーが有り余っているマシンですが、公道で実力を試すことだけは控えたいものですね…
低中域でのパワーを発揮する新型S1000RRが、パニガーレやカワサキZX-10RRと走る姿は必見となりそうです。
テールはウィンカー内蔵タイプで、LEDヘッドライトを搭載。
アナログタコメータと液晶との組み合わせだった従来のS1000RRのメーターから、新型では6.5インチのフルカラーTFTに変更されています。
アナログの良さもありますが、最新の液晶パネルもカッコいいです!
画面の表示は、公道やサーキットなど走る場所によって変更することも可能となっています。

サーキットで走行する方にとって気になるスペックのひとつ
従来のS1000RRにも装備されているライディングモードプロには、レイン、スポーツ、レース、スリック、ユーザーがあり、個別で設定が可能となっています。
スリックとユーザーは、クローズドコースでのみ使用が可能なモードです。
そして新型のS1000RRには、レイン、ロード、ダイナミック、レースの他に、プロモードが3タイプ設定できます。
さらなるサーキット走行のためのマシン…それが新型S1000RRなのでしょう。
SSのバイクは、長距離ツーリングには向いていない
いえ、そんなことは決してありません。(個人的な感想です。)
そもそも、サーキット専用のマシンかもしれませんが…でも、意外とツーリングに使用するのも楽しい!と思うのです。
SSのバイクは、慣れるまでは首や肩が筋肉痛になりますが、自分の運転しやすいポジションのバイクを選べば、ずっと良き相棒となってくれるはず。
これから免許をとってバイクを購入する方は、いろいろ試乗しながらバイク選びしてみて下さいね。
INFO/画像提供/BMWモトラッド
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