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スペシャリストの集団が魅せる「チームラボ かみさまがすまう森」

今年も開催される、チームラボが提案するアートの世界は必見。

2017年のアートインスタレーションの世界1位に選出された実績とCNNや世界中のメディアに取り上げられている話題のアート展なのです。

今年の開催は、7月20日(金)から10月28日(日)まで。

チームラボの作品は、永久収蔵されている!

【展示作品】小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats – Mifuneyama Rakuen Pond​

teamLab, 2015, Interactive Digitized Nature, 13min 24sec, Sound: Hideaki Takahashi​

チームラボは、アートコレクティブとして2001年から活動を開始。

ウルトラテクノロジスト集団には、アーティストやプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家などのスペシャリストが在籍しています。

【展示作品】夏桜と夏もみじの呼応する森 / Resonating Forest – Cherry Blossoms and Maple

teamLab, 2017, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

アートによって人間と自然との新しい関係性を構築し、自然を向き合う世界観を共有することで、人間と自然との境界線をこえた生命の連続性を表現しようとしています。

日本だけでなく世界中でアート展を開き、「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」では47万人に感動を与え、ロンドンやパリなどでも活躍。

そして、貴重なアート作品の数々は世界の美術館で収蔵されているのです。

 

【展示作品】生命は連続する光 – ツツジ谷 / Life is Continuous Light – Azalea Valley

teamLab, 2017, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

収蔵されている美術館
  • ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)
  • 南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)
  • サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)
  • アジア・ソサエティ(ニューヨーク)
  • ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)
  • ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)

コンセプトは、連続する生命の形

【展示作品】増殖する生命の巨石 / Ever Blossoming Life Rock

teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

1845年の江戸時代の後期に創られた御船山楽園。

敷地の境界線には、樹齢3000年以上にも及ぶ神木や庭園の中心には樹齢300年の大楠があります。

 

【展示作品】かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock

teamLab, 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

森のなかには、自然の豊かさと共存する稲荷大明神があり、洞窟には仏や五百羅漢がひっそりとまつられているのです。

【展示作品】呼応するランプの森 / Forest of Resonating Lamps

teamLab, 2016, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

ゆっくりとした厳かな時間の流れを感じる森や巨石、自然のあるべき姿のなかに存在している自分と向き合える。

「チームラボ かみさまがすまう森」は、長い時間の流れを森のなかで体感でき、ただ変わらず3000年以上もそこにあり続ける森の姿に感動することでしょう。

2017年開催のダイジェスト版

命は尊いもの。いろんな変化がおこる日常も、この森にくれば自分のあるべき姿に向き合えそうです。

そしてチームラボが森とアートを融合させることで、自然が自然のままアートになることを実現しています。

想像しただけでも、自然に涙があふれてきそうな世界観なのです。そして、この世に存在していることを忘れるくらいの一体感を「チームラボ かみさまがすまう森」で感じてみたくなります。

アート展は、九州・武雄にある「御船山楽園」で4回目

御船山楽園は、1845年に開園した国の登録記念物となる名勝地。

50万平米の広大な大庭園のなかに、自然が自然のままアートになるプロジェクトの新作が公開されます。その他に、呼応するランプの森など全部で18の作品が展示される予定。

広大な敷地が全てアートの世界になり、人の存在を感じて反応するデジタルアートの美しい体験をすることができます。

【展示作品】小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup

teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

アート展は森で開催されるため、いくつか注意事項があります。

車いすやベビーカーで観覧できるのは5作品

「増殖する生命の巨石」

「夏桜と夏もみじの呼応する森」

「呼応するつつじ」

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」

「小さきもの中にある無限の宇宙に咲く花々」

自然の環境でアート作品を散策して楽しむためケガをしないような服装や貴重品の取り扱い、ごみなど、自分で管理することが大切です。

園内は全面禁煙で、ペットの入場ができません。

雨天の場合には中止となることもあり、詳細についてはSNS(Facebook、Instagram)や公式のHPでの確認が必要となります。

公式ホームページ Facebook YouTube twitter

空撮の映像を、ぜひご覧ください

あまりに美しいアート展なので撮影をしたくなるのですが、フラッシュ撮影や園内でのドローンの使用は禁止となっています。

三脚の使用も他の方がゆっくりアート作品を楽しむことができないので、遠慮した方がよさそうですね。

フランス・パリにて「teamLab : Au-delà des limites」が、2018年9月9日までの開催。

日本では2018年6月21日から9月9日の期間、お台場・パレットタウン大観覧車下に、森ビルとチームラボによるデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」がオープンされる予定となっていますよ。

 以前に掲載された記事一覧

チームラボ かみさまがすまう森 【開催概要】

チームラボ かみさまがすまう森

開催の日時
7月20日(金)〜8月14日(火)

第一入門口 20:00〜22:30、第二入門口 19:00〜22:30

8月15日(水)〜9月9日(日)

第一入門口 19:30〜22:30、第二入門口 18:30〜22:30

9月10日(月)〜9月30日(日)

第一入門口 19:00〜22:30、第二入門口 18:00〜22:30

10月1日(月)〜10月29日(月)

第一入門口 18:30〜22:30、第二入門口 17:30〜22:30

※第二入門口は、第一入門口よりも1時間早く開門します。

※「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、第一入門口が開門するまでご覧いただけません。

チームラボ かみさまがすまう森 MEMO

2018年7月20日(金)~10月28日(日)

御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)

入場料: 大人1200円、中高生800円、小学生・未就学児無料

チームラボ Instagram

INFO/画像提供/チームラボ株式会社
URL:http://mifuneyamarakuen.teamlab.art/

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