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【現役営業中】浮世絵・東海道五十三次に描かれている「丁小屋」

丁小屋は、静岡県静岡市にある422年も続いている現役のとろろ汁の茶店。慶長元年の創業となる老舗の店は、旅人の歴史とともに浮世絵にも描かれるほどの長く愛されている場所なのです。

今回は、約40年ぶりに茅葺屋根の葺き替えが行われ修復され3月末にリニューアルした、老舗の茶店をご紹介したいと思います。

東海道五十三次の20番目の宿場町・鞠子宿

東海道五十三次「丸子 名物茶屋」歌川広重

現在は静岡県静岡市となっていますが、かつては宿場町として多くの旅人が訪れた町。丁小屋は、1596年慶長元年から422年間ものあいだ、自然箸のとろろ汁を提供するお店として営業しているのです。

浮世絵「東海道五十三次」には、鞠子宿に茅葺屋根の丁小屋が描かれ、景観と東海道の茶店の文化を継承するために12代目の柴山信夫氏によって1970年に移築。そして、1980年に葺き替えが行われています。

現在の丁小屋から1キロ離れたところにある古民家で、西の大鑪(おおだたら)地区で取り壊されるところを譲り受けたそうです。

12代目の「丁小屋には何にも替え難い歴史がある」という強い信念によって、現在の場所に古民家を移築。

そんな歴史ある古民家から新たに葺き替えることで、「歌川広重の浮世絵そのもの」の実現を叶えたいという想いもあったのです。

浮世絵には、赤ちゃんをおんぶした何代か前のおばあちゃん、弥次喜多を思わせるような旅人、自然箸生産者さんが描かれています。また背景には、丸子という地域があるのも特徴的です。

茅葺屋根・伝統家屋の継承をするには

葺き替え前:丁小屋

茅葺き屋根の職人は、全国で200人程しかいないのです。さらに高齢化にともない、技術の伝承が難しくなってきています。

また茅葺屋根自体も維持することが難しく、減少しているのが現状です。

丁小屋では、歴史ある茅葺の伝統技法や日本独自の木造家屋を、次の世代につないでいくことをミッションとして掲げています。

元祖丁小屋 MEMO

創業:慶長元年(1956年)

静岡県静岡市駿河区丸子7丁目-10-10
TEL:054-258-1066
定休日:毎週木曜定休(毎月末 水曜、木曜のみ連休)
営業時間:11:00~19:00 (途中休憩なし)

株式会社富士山茅葺産業によって施工され、材料には御殿場産の茅と三島産の竹が使用されています。(使用した材料の割合が多い地域を記載しています。)

INFO/画像提供/丁小屋
URL:https://readyfor.jp/projects/tororotokaidochojiya