バイクが欲しい!と思ったとき、まず最初にすることは何でしょう。
まずは身近なバイクに詳しい人に、欲しいと思っているバイクについての情報を聞くこと。
そしてネット検索ではないでしょうか。
でも正確な情報を得たいときや、もっと知りたいことを体感するためには、実際に自分でみて確かめることが必要なのです。
今回は、トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン株式会社のイベントに参加させていただきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。
目次
イベント会場に到着!
トライアンフ ジャパンの本社は、東京都港区海岸。そして今回のイベントの舞台となったのは、東京都渋谷区にある「WOMB」です。
場所は大通りから少し入ったところにあり、周辺にはIT関連の企業やイベントなどに利用されている映画館もあります。
みためは、おしゃれな外観。そして、どんなバイクに出会えるのか楽しみとなりました。
新型SPEED TWINのデビューを記念して
まずは受付をしてから、会場入り。
ドリンクとフードのサービスもあり、あとは主役のバイクを待つばかり。
事前にモデルを見たい!と横浜に行き排気音と外観をチェックしてきました。
排気音は重厚感があり、トンネルでいい音が聞けそうな「NEW SPPED TWIN」。
バイク好きなら、今後のバイク業界の展望には興味があるところ。
今回の発表会では、トライアンフの歴史からこれからの活躍、展望までが語られ、トライアンフのバイクをもっと知りたい!を叶えてくれる内容だったのです。
歴史
トライアンフは1902年に設立、2012年には創立110周年を迎えています。
そして世界の各地に620以上のディーラーを誇る、イギリス最大のバイクメーカーなのです。
イギリス製のバイクが愛されてきた理由
トライアンフのもつ外観のデザイン性だけでなく、ハンドリングやエンジン特性を時代の流れとともに進化させ続けていること。
数々の映画にも出演しているバイクとしても知られています。
3気筒765㏄エンジンを供給予定
2017年には、MotoGPの商業権を保有している「DORNA」と契約。
2019年のシーズンから、Moto2™チャンピオンシップでの「公式エンジンサプライヤー」として参戦するのです。
「NEW SPPED TWIN DEBUT FAIR」
2月16日(土)から全国のトライアンフ正規販売で開催される「NEW SPPED TWIN DEBUT FAIR」。
フェアは3月10日(日)までとなり、この期間に試乗した方限定でオリジナルのトートバッグのプレゼントつきです。
販売店に行って見るだけでなく、実際にバイクに乗ってみたくなるフェアとなっています。
排気量1200㏄のニューモデル
新型「NEW SPPED TWIN」は、アップデートされた1200㏄のHP Bonnevilleツインエンジンをもち最高出力97㎰、最大トルク112Nm。
1938年のオリジナル Triumph SPEED TWINから、最新型としてラインナップされたモデルです。
さらにThruxtonと比較して「-10㎏」の軽量化が図られ、ハンドリングやライディングポジションなど現代版として誕生しています。
- 新しいマグネシウムカムカバー
- クラッチアッセンブリーの改良
- マスの最適化が施された新しいエンジンカバー
アップデートによって、Thruxtonのエンジンから「-2.5㎏軽量化」と出力アップ
- 2016/2017年モデル→76%
- 2018年モデル→49%
さらに最大トルクは、2018年モデルの「Street Twin」から40%も強化されています。
バイク乗りの!ここが気になる機能とポイント
バイクでは走行するときの楽しさもありますが、停止時での取り回しのしやすさや足つきの程度も気になるところ。
今回の「NEW SPPED TWIN」の軽量化によって、より扱いやすいモデルとなっていることでしょう。
さらにシート高807mmでのローシート設定は嬉しいですね。
機能として楽しめそうなポイントは、最先端のライダーテクノロジーとして搭載されている「スポーツ、ロード、レインライディングモード」。
例えば新車でお気に入りのバイクを購入し、ツーリングに行って雨が降ってきたとき…
平坦な街乗りならゆっくり走行すればよいのですが、山など慣れない道を走行しているときに活躍してくれるのが、「レインライディングモード」。
とくに雨の日のカーブでは、油断をすると転倒してしまう可能性も…新車を購入してからの立ちごけや転倒などのリスクは、できれば避けたいものですね。
バイクが走行を少しアシストしてくれるので、走行中のお守りとして使用できるはず。
その他の最先端の機能に、トルクアシストクラッチ、機能搭載のツインクロック、USB電源ソケット、イモビライザーなどが搭載されています。
「NEW SPPED TWIN」充実のカスタムアクセサリー
この完成品をみたい方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。(公式Twitter)
バイクを購入したら、次なる楽しみはカスタムではないでしょうか。
こちらの写真は、会場でペイントされていくバイクを撮影したものです。
中央の舞台で描かれるバイクに注目が集まるなか、美しいデザイナーが創作する姿に感動しました。
いつでもプロフェッショナルな仕事をみると、嬉しくなるものですね。
「自分仕様に自由にカスタムする」これで世界にひとつしかないオリジナルなモデルに
「NEW SPPED TWIN」のカスタムパーツは、90種類以上。
Vance&Hines製ブラシ加工サイレンサー、ブラックペイントディディール、キルティングシートなど、アクセサリーの可用性については各国の法規によってことなるので、トライアンフ正規販売店への問い合わせが必要です。
もし新車で購入するとしたら…維持費も心配なのです
「NEW SPPED TWIN」には、最先端の水冷システムが搭載されているので、環境にも優しい。
これは次世代のモデルとして、進化している部分ではないでしょうか。
通常新車で購入した場合1000㎞程度でオイル交換し、次の点検は約10,000㎞が目安。
「NEW SPPED TWIN」は、クリーンな排気だけでなく燃費の向上を実現し、「初回の点検サービスが約16,000㎞」となっています。
これは嬉しいですね。
そしてツーリングにも「NEW SPPED TWIN」を検討しているライダーなら、知っておきたい燃費。
燃料タンク容量は14Lで、燃料消費率は4.8L/100㎞です。
排気量が大きくなるほど、あまり燃費を気にする人はいない…という話を聞いたことがありますが、
それでも燃費が良い方がエコで、嬉しい気がします。
長距離ツーリングに行くなら、燃費も重要になるかも
もし北海道などの長距離ツーリングを考えている方なら、燃費を気にすることも必要になるかもしれません。
なぜなら、ガソリンスタンドが一定の距離にない!のが北海道ツーリングなのです。
アクシデントもツーリングの醍醐味ではありますが…ガソリンがなくなりバイクで押して歩くことがないように気をつけたいところ。広大な自然を楽しみながら、大好きなバイクで快適に走行したいものですね。
街乗りと高速道路での走行で少し燃費がことなってくるので、一定の速度での燃料消費率として掲載されています。
新型SPEED TWINカラー展開
カラーは3色で、シルバーアイス×ストームグレイ(163万8,880円・税込)、コロッシレッド×ストームグレイ(163万8,880円・税込)、ジェットブラック(160万・税込)です。
- エンジンタイプ:水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
- 排気量:1200㏄
- ボア/ストローク:97.6 x 80 mm
- 最高出力:97 PS (72 kW) @ 6,750 rpm
- 最大トルク:112 Nm @ 4,950 rpm
- フロントサスペンション:41 mm径カートリッジ式フォーク(トラベル量120 mm)
- リアサスペンション:ツインショック(プリロード調整可能、リアホイールトラベル量120 mm)
- フロントブレーキ:305 mm径ダブルディスク、Brembo製4ピストン固定キャリパー、ABS
- リアブレーキ:220 mm径シングルディスク、Nissin製2ピストンフローティングキャリパー、ABS
- シート高:807mm
- 乾燥重量:196㎏(装備重量:215㎏)
- 燃料タンク容量:14L
- 燃料消費量:4.8L/100㎞(59MGP)参考値
映画とのコラボやMotoGPまで、今後のトライアンフの展開に期待が高まります。
今回発表された「NEW SPPED TWIN」は、すでに人気モデルとなっているので、購入を検討している方なら早めに正規販売店でモデルチェックしてみて下さいね。

INFO/画像提供/トライアンフモーターサイクルジャパン株式会社
URL:http://bit.ly/2RCwPmq(SPEED TWIN WEBSITE)