トライアンフから、2019年のニューモデル「NEW SPEED TWIN」が発表されていますよ。
日本への導入時期は、春頃。いったいどんなマシンなのでしょう。
現在届いている情報から、お伝えしたいと思います。
排気量1200㏄ 「HP Bonnevilleツインエンジン」
より美しく、そしてThruxton Rの出力やトルク、テクノロジーを駆使し、扱いやすくセットアップされたモデル。
クラス最高峰となる「NEW SPEED TWIN」は、シャシーのセットアップ、ライディングポジション、制動力やサスペンションなど新たな基準が設定されています。
快適で扱いやすい
高性能のカートリッジ式フロントフォーク、プリロード調整が可能なツインリアサスペンションユニットを組み合わせた「専用のフレーム」を採用。
すぐれた制動力を発揮
フロントにダブルディスク、リアに2ピストンフローティングキャリパー、シングルディスクを装備した「ツインBrembo製4ピストンアキシャルキャリパー」を採用。
ABSと切り替え式のトラクションコントロールは標準装備となり、Thruxtonと比較して-10㎏の軽量化が図られています。
そしてシート高は、807mmのローシート。
走行中には気にならない足つきですが、渋滞などで停止することが多くなるとバランスが保ちにくく転倒の原因となるので、ライディングポジションはバイク選びに重要なポイント。
ある程度はローダウンできるバイクもあるので、相談してみるのもおすすめです。
エンジンのアップデートでさらに進化
Thruxtonと比較して-2.5㎏軽量化されたエンジンは、最高出力97㎰。
2016、2017年モデルのStreet Twinより76%、2018年モデルのStreet Twinより49%も出力が強化されています。
最大トルクは、112Nm@4,950rpmとなり、2018年のStreet Twinから40%強化されているモデルです。
さらに最先端の水冷システムが搭載されているため、クリーンな排気と燃費性能が向上。
これによって「初回点検は16,000㎞」と延長されているので、点検時にかかる費用の削減が可能に。
これは嬉しいですね。
ライディングモードには、スポーツ、ロード、レインの3つが装備され、専用のスロットルマップとトラクションコントロールの設定が可能です。
ヘッドライトとリアライト、インジケーターには、LEDを採用。
主要機能一覧
- ライディングモード設定
- ギアポジションインジケーター
- オドメーター
- トリップ設定
- メンテナンスインジケーター
- 走行可能距離表示
- 燃費レベル
- 平均燃費&瞬間燃費表示
- トラクションコントロールオフ設定
- 時計
- TPMSインジケーター(アクセサリー装備)
- グリップヒーターインジケーター(アクセサリー装備)
「SPEED TWIN」には、90種類以上から選べるアクセサリーがそろっているので、自分仕様に仕上げていく楽しさが広がりそうです。
尚アクセサリーの可用性は、それぞれの国の法規によってことなるため、トライアンフの世紀販売店で問い合わせてみて下さいね。
NEW 2019 SPEED TWIN
- エンジンタイプ:水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
- 排気量:1200㏄
- ボア/ストローク:97.6 x 80 mm
- 最高出力:97 PS (72 kW) @ 6,750 rpm
- 最大トルク:112 Nm @ 4,950 rpm
- フロントサスペンション:41 mm径カートリッジ式フォーク(トラベル量120 mm)
- リアサスペンション:ツインショック(プリロード調整可能、リアホイールトラベル量120 mm)
- フロントブレーキ:305 mm径ダブルディスク、Brembo製4ピストン固定キャリパー、ABS
- リアブレーキ:220 mm径シングルディスク、Nissin製2ピストンフローティングキャリパー、ABS
- シート高:807mm
- 乾燥重量:196㎏(装備重量:215㎏)
- 燃料タンク容量:14L
- 燃料消費量:4.8L/100㎞(59MGP)参考値

INFO/画像提供/トライアンフモーターサイクルジャパン株式会社
URL:http://bit.ly/2RCwPmq(SPEED TWIN WEBSITE)