2023年1月13日(金)~15日(日)の3日間、千葉・幕張メッセで開催された「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」。
2012年に渋谷区代々木公園でスタートして以来、アウトドアシーンと関わりのあるギアやファッション、カルチャー、食、クルマ、音楽など様々なコンテンツが一挙に集結したイベントです。
今回のテーマは「INTO THE FIELD」。キャンプや登山、フィッシングなどのアウトドアを楽しむ方だけでなく、自然を求めて新しい活動の拠点を作り、環境に負荷をかけない新しい生活様式を実現するキッカケづくりを目指しています。
目次
豪華な出展ブース登場で大盛況の「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」
会場となったのは、幕張メッセのホール11。
アウトドアだでなくクルマやインテリア、アパレル、食品などいろんなジャンルのブランドや企業が出展しました。
なかでもキャンプやアウトドア業界で話題のガレージブランドの集団「M16」は、クルマと一緒に楽しむアウトドアの日常をイメージしやすい展示スペース。これからアウトドアにチャレンジしたい方にとって、アウトドアの楽しみ方がイメージしやすい空間が提供されていました。
真っ赤なボディが目を引くe-SUV「ATTO3」
2015年に中国メーカーとして初めて日本国内に電気バスを納車した「BYD Auto Japan」。
2020年12月には量産型大型電気バス「K8」の販売を開始し、カーボンニュートラルの実現に向け「東京オートサロン2023」に初出展となりました。

また2023年1月31日(火)より、e-SUV「ATTO3」、2023年中ごろにe-Compact「DOLPHIN」、2023年下半期にe-Sedan「SEAL」の3車種を販売開始予定。今回の「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」にはe-SUV「ATTO3」が展示されていました。
当日の担当者の方に来場者が質問する姿や振り返り立ち止まってe-SUV「ATTO3」を眺める方もいた注目のクルマ。
スタイリッシュなデザインで次世代のクルマといった印象です。気になるのは航続距離といったところでしょう。
e-SUV「ATTO3」の航続距離は485km。高速道路での移動となりますが、東京都と仙台市を「東北自動車道」経由で移動した場合369.7km(4時間41分)、同じ区間を「常磐道自動車道」経由で移動した場合362.1km(4時間52分)となっています。
さらに東京都と名古屋市間を「東名高速道路と第二東海自動車道」経由で移動した場合344.5km(4時間29分)、「新東名高速道路」経由で375.0km(4時間37分)なので、中距離走行も十分走行可能です。
中国国内では9年連続でNEV販売台数第1位を獲得している「BYDグループ」。2022年1月から10月には約140万台の電気自動車を販売し、電気自動車販売台数世界No.1となっています。日本でも充電スポットが整備され、リーズナブルな価格設定の電気自動車が発売台数が増えれば、次に購入したいクルマとして視野に入ってくるのではないでしょうか。
e-SUV「ATTO3」スペック(2023年1月31日発売開始)
- 全長/全幅/全高:4,455mm / 1,875mm / 1,615mm
- ホイールベース:2,720mm
- 座席数:5
- モーター出力:150kw
- 電池容量:58.56kwh
- 最大トルク:310Nm
- 航続距離(WLTC値BYD調べ):485km
TOKYO OUTDOOR SHOW 2023の見どころ
今回はプロデューサー竹下充氏とアースデイ東京事務局長 河野 竜二氏によるオープニングトークから始まり、つるの剛士さんのトークショー「釣り&ファミリーキャンプの楽しみ方」、バイきんぐ西村瑞樹さんとスパローズ大和一孝さんのトークショー「キャンプの流儀」など楽しみ満載のイベントとなりました。
じっくりと腰を据えてアウトドアの話に触れるのもよし。新しいグッズなど次のキャンプに備えて色々な情報を知ることができる会場づくりが印象的でした。
初心者でもチャレンジしやすい高さのロッククライミングが体験できるブースもあり、訪れた人を楽しませていました。
TOKYO OUTDOOR SHOW 2023で気になった商品をピックアップ
ツーリングで使用できるアイテム選びの基準は、いかにコンパクトに積載できるかどうか。
どんなに良い商品でも、バイクに積むことができなければ選択肢から外れてしまうのです。さらに雨でも雪でも耐えられる耐久性と防水性は必須。折りたたみができれば、コンパクトに収納でき実用性も高まるので、選びたいアイテムとして候補に挙がります。
今回の「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」で気になったアイテムは、Geek’sWagon®の手作り感のある椅子。
ブランドのコンセプトは「こだわり抜いて作ったモノをワゴンに入れてキャンプに行こう!」。
防水性という意味では、素材が木となるのでツーリングで使用するときの選択肢からは外れてしまうのですが、他の人が持っていないというオリジナルという意味で希少性の高い椅子を探している方におすすめです。
現在運営されているサイトがメンテナンス中なので、詳細については要チェック!
「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」に参加した感想・まとめ
ほどよい広さの会場だったので歩き疲れる…といったこともなく商品をじっくり見ることができます。ライフスタイルに合わせて自分の気になるブースを事前にチェックしておくと、気になる商品や最新情報を見逃すことはなさそうです。
3日間の開催で、内容も盛りだくさん。アウトドア好きには嬉しいトークショーもあり経験者からビギナーまで楽しめる「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」。いろいろなプロダクトが一挙に公開されるので、夏に向けて情報をアップデートしたい方にもおすすめのイベントです。
これからキャンプを初めてみようと考えている方にも訪れて欲しい。かなり充実した時間を過ごすことができたので次回にも期待したいと思います。
撮影 / 構成:smile