春から夏に向けて、ツーリングシーズンの到来。
少しずつ出かける機会が増える夏に向けて、いざという時のためのバイク保険の見直しは大切です。
じつは加入しているバイク保険に「入っていると思っていたサービスがついていなかった…」ということがあるかもしれません。
そこで今回は、気になるバイク保険を徹底比較。バイク保険の見直しや新規で加入するときの、参考にしてみてくださいね。
目次
「二輪車の交通死亡事故統計」(2022年中)
2023年3月23日に公表された警視庁の「二輪車の交通死亡事故統計」(2022年中)によると、全交通事故死者数に占める二輪乗車中の交通事故死者数構成率の推移は、2018年30.8%、2022年30.3%となり、2019年以降死者数が上昇していることが分かります。
また発生月別でみると過去の5年間の平均では、7月以降から秋にかけて増加する傾向があります。
年齢別に見ると2022年は「50歳代」が多く、2022年過去5年間の平均では「単独」での事故が最多となっています。遠出をするときには、トラブルに巻き込まれたときに対応できるよう準備が必要です。
チューリッヒのバイク保険

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チューリッヒのバイク保険は、最大10,000円のネット割引があり、バイク保険業界でトップレベルのロードサービスを提供。

もっと知りたい「バイク保険」のこと
あいおいニッセイバイク保険は「セーフティツーリング」という名称でバイク保険の取り扱いがあります。原付バイクから125㏄、250㏄、400㏄超まで、すべてのバイクが対象です。またバイク事業のみに使用する場合でも契約することができます。
- 見積りは「一括見積りサイト」を利用
- 代理店を通した契約となり保険料はやや高め
- 車両保険に加入できる(盗難保険はなく、立ちゴケは補償対象外)
\バイクの盗難保険ならお任せ!/
バイクのロードサービスと盗難保険の『ZuttoRide Club』
チューリッヒのバイク保険の「保険料をチェック」

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- カワサキ Z900RS CAFE(900㏄):年間保険料12,050円 / 50歳 / 20等級
- ホンダ CB400 SF(399㏄):年間保険料18,220円 / 45歳 / 新規6等級
- ヤマハ XMAX(249㏄)年間保険料19,700円 / 40歳 / 新規6等級
- ホンダ PCX125(124㏄):年間保険料16,720円 / 30歳 / 新規6等級
- スズキ レッツ(49㏄):年間保険料10,450円 / 40歳 / 16等級
保険は等級によって保険料がことなり、初年度は6等級から開始。若い年代や事故率の高い年代では保険料が高くなるよう設定されているのが特徴です。
同じ保険会社で継続して加入し、事故を起こさず保険適用とならなければ、等級が上がり保険料も安くなります。免許の色(ブルーまたはゴールド)によっても割安で加入可能です。
アクサダイレクトのバイク保険(二輪・原付)

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アクサダイレクトのバイク保険(二輪・原付)では、「無事故割引」をスタート。インターネット割引とあわせて、最大12,000円の割引があります。
さらにEV割引もあり、電動バイクの定格出力区分を申告することで、保険料がお得になります。
またいくつかの適用条件がありますが、アクサダイレクトで契約中の自動車保険またはバイク保険があれば「複数契約割引」が適用となる場合もあります。

もっと知りたい「バイク保険」のこと
- ヤマハ ビーノ(50㏄):年間保険料35,920円 / 20歳 / 6S等級 / 21歳以上補償 / ブルー
- ホンダ PCX(125㏄):年間保険料19,580円 / 26歳 / 9等級 / 26歳以上補償 / ブルー
- ホンダVTR(250㏄):年間保険料59,600円 / 33歳 / 8等級 / 30歳以上補償/ ゴールド
- カワサキ Z900RS (950㏄):年間保険料25,440円 / 32歳 / 20等級 / 30歳以上補償 / ゴールド
- ヤマハ SR(400㏄):年間保険料19,520円 / 43歳 / 6S等級 / 30歳以上補償 / ゴールド
- スズキ GSX250R(250㏄):年間保険料16,400円 / 40歳 / 20等級 / 30歳以上補償 / ゴールド
- ハーレーダビッドソン ロードキング(1800㏄):年間保険料50,850円 / 52歳 / 20等級 / 30歳以上補償 / ゴールド
保険料を確認するときのチェックポイント
- 排気量:保険料がことなり、排気量によって加入できない場合もあります。
- 月払いと年間払い:保険料は年間払いの方が安くなります。デメリットは一度に支払う保険料の負担が大きいことです。
- 加入年齢:事故を起こしやすい年齢で加入する場合、保険料が高くなる傾向にあります。
- 等級:バイク保険に最初に加入した場合は6等級から始まり、事故を起こしバイク保険を使用すると一般的には等級が変更となります。安全運転でバイク保険を使用せず加入し続けると、保険料はその分安くなり等級が上がる(6等級⇒7等級)仕組みです。

単体のバイク保険ではなく「ファミリーバイク特約」の方が安い
- 125cc以下のバイクは、単体のバイク保険ではなく「ファミリーバイク特約」の方が安い
- 自動車保険の特約のため、すでに自動車保険の契約があることが前提
- 「ファミリーバイク特約」の保険料は、定額。そのため等級や年齢条件が変わっても保険料は変わりません
- 追加となる年間保険料は、自損型で約8,000円から11,000円程度、人身傷害型で約22,000円から40,000円程度
- 原付バイク(125㏄以下のバイク)で事故を起こした場合に使用可能
- 台数制限なく、家族が所有するバイクでも友人から借りたバイクでも対象
「自損事故型」と「人身傷害型」の違い
自損事故型と人身傷害型の補償内容は、相手に対する補償内容はどちらも同じですが、バイク運転者のケガに対しては、人身傷害型の方が補償が手厚いため、保険料が高くなります。
被保険者(補償の対象となる人)
記名被保険者、記名被保険者の配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居親族、記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子
チューリッヒのバイク保険の「ロードサービス」
- 24時間365日:事故・故障受付
- すべてのサービスを無料提供
- 翌年の等級への影響なし
以前に利用したことがあるサービスは、レッカーサービス相談とエンジン不始動、バッテリー上がりです。いずれもすぐに対応してもらえ、翌年の等級変更はありませんでした。

チューリッヒのバイク保険の「レッカーサービス」
チューリッヒのバイク保険でのレッカーサービスは、レッカー距離100㎞まで無料。さらに充実したサポートがあるのも特徴です。
- 帰宅費用サポート:トラブル現場から自宅や目的地までに必要な交通費を全額補償
- ホテル代サポート:事故で当日の帰宅が困難となった場合の宿泊費用を負担
- レンタカー費用サポート:一時的な代車のレンタカー代が24時間分無料
- ピックアップサポート:バイクの修理後に自宅への搬送費用を全額補償
- キャンセル費用サポート:トラブルによって発生した宿泊キャンセル等の費用を5万円まで補償
- ペットケアサポート:帰宅困難時のペットホテル費用を補償
エンジンが停止して近くの工場にレッカー移動となった場合、自宅から遠方の場所にいると帰宅費用がかかります。日中の明るい時間帯であれば、公共交通機関を利用して帰宅できますが、状況によって夜間となれば宿泊する可能性も想定。そのため色々なサポート体制が充実しているバイク保険なら安心です。

チューリッヒのバイク保険の「無料サポート」

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- エンジン不始動 / バッテリー上がり / パンク / ガス欠 / オイル減少 / 冷却水漏れ / バルブの交換 / ボトルの緩み / 落輪
現場で対応できない場合には、レッカーサービスを利用。バルブ交換時のバルブ代は自己負担です。契約1年目からすべてのサービスを利用でき、翌年度の等級や保険料はそのまま。全国のサービス拠点から24時間365日現場へ急行してくれますよ。

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ロードサービスがあるバイク保険は、トラブルが発生したときに頼りになるので、自分の加入しているバイク保険のチェックや見直しの参考にしてみてくださいね。