Photo by Jaume Galofré on Unsplash
少しずつ暖かくなってきたので、晴れた日にはツーリングに出かけたくなるものですね。
現状としては、新型コロナウイルスの影響で自粛…
こんな時は、バイクのカスタムや整備、保険の見直しなどを検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、春になって新しくバイクを購入した方に向けて「おすすめのバイク保険」をリサーチしてみました。
目次
バイク保険には2種類ある
Photo by Harley-Davidson on Unsplash
バイクの保険には、自賠責保険と任意保険の2種類あります。
自賠責保険はいわゆる強制保険と言われる保険で、強制的に加入が義務づけられている保険なのです。
ぞして自賠責保険で補償してもらえるのは、対人賠償のみ。そのため事故を起こしたときに、保険に加入しているからと言って安心していると保険の適用にならない場合が生じることに…
事故に遭遇して愛車の修理などに費用がかかるため、少しでもその他の費用を保険で賄っておく必要があります。
自賠責保険が値下げに!
2020年4月から、自賠責保険が約16.4%値下げされています。これは2017年以来となり、3年ぶりなのです。
これは消費税が引き上げなどの影響によって、代理店の手数料率が0.3%引き上げとなったものの、保険金の支払い件数が減少したことで、損害調査費などが0.4%引き下げとなっていることも要因。
全体的に交通事故の減少によって、収支の改善や過去の契約分の収支差額の活用ができた結果16.4%の引き下げが実現しています。
保険期間24カ月・36カ月の保険料
24カ月の場合
- 小型二輪自動車 11,520円→9,680円
- 原動機付自転車 9,950円→8,950円
36カ月の場合
- 小型二輪自動車 14,690円→11,900円
- 原動機付自転車 12,340円→10,790円
二輪車(原付含む)による死亡事故のデータ
内閣府が発表している令和元年の交通安全白書によると、平成30年度における自動二輪車乗車中の死亡事故は613人。昭和63年の1627件と比較すると、大きく減少しているのです。(警視庁:交通企画課統計)
それでも自動車事故と比較すると、3倍の死亡率。
交通事故の要因としては、追い越しや前方不注意、バイクが煽られることなどがあり、都内ではバイク事故の発生率は平成29年で8~10月で多くなっています。(警視庁:二輪車の死亡事故統計)
現在のところ新型コロナウイルスの影響で、バイクも自粛が必要ですが、本来なら今の時期はツーリングなどのベストシーズンなのです。
都内での事故が多い時間を見てみると、早朝や帰宅時間に多く傾向。年齢別にみると、若い世代と40代による事故、単独での転倒事故が多いことがわかっています。
日常における安全点検をしておこう
新型コロナいウイルスの感染拡大を防ぐためにも、ツーリングではなくメンテナンスへシフトチェンジが必要になっています。
日常的にできるメンテナンス
- エンジンオイルの量と汚れ具合
- タイヤの空気圧、摩耗状態、亀裂など
- チェーンのゆるみや摩耗、注油など
- エンジンの異音、オイルや冷却水の漏れがないか
- 前後のブレーキの遊びやブレーキ液の量と汚れ具合
- ブレーキパッドの残量や効き具合
- クラッチレバーの遊びや切れ具合
- バッテリー液量や腐食の有無、ターミナルボルトのゆるみ
- バックミラーの調整
- ハンドルの操作性の確認
- 各ボルトの締め付け具合