2020年4月29日にGoogleから発表された、Google Meet情報。
5月初旬よりメールアドレスを持っているユーザーなら、誰でもGoogle Meetを利用できることになりました。
これは、さらにオンラインでの会議やコミュニケーションが加速する予感。
しばらくは、新型コロナウイルスと共存していくことになるので、リモートワークには必須のツールとなりそうですね。
今回は、Google Meetの情報をお届けしたいと思います。
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目次
Googleの提案「Google Meetを、すべての人に届けたい」
新型コロナウイルスの影響で自宅でのリモートワークが推奨されるなか、離れていても人と人とをつなぐツールが必要不可欠となったことが新たな課題に。
そのためGoodleは、このツールを使うことによってビデオ会議が必要なリモートワークにおいて安全性や生産性を維持することが可能なことを提案しています。
これから加速する可能性のある、ビデオ会議ツール。
リモートワークをしていく上で必要なツールなのは理解しているのですが、やっぱり気になるのはセキュリティ面なのではないでしょうか。
Zoomも世界で使用されていますが、虚弱性が指摘され話題になりました。現在は改善され、学校の授業などでもすでに取り入れられているツール。
そして5月30日にはバージョンアップされる予定となっています。
これからはセキュリティを強化しつつ、必要なツールとして利用者が増えていくのかもしれないですね。
今回無料で開放されることになったGoogle Meetは、すでに会社などで導入されていたツール。
そのため認知度がアップされれば、あっというまに需要が高まるはずことが予想されます。
5月初旬から全てのユーザーに無料提供
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Googleが無料で提供を開始したGoogle Meetは、企業や教育機関に向けて提供している製品と同じ機能を使用できることになります。
- 簡単な会議設定や画面共有
- リアルタイムでの字幕表示(英語のみ)
- 好みに合わせたレイアウト変更機能
企業や教育機関が利用しているとあり、かなり信頼度は高いですね。
レイアウトの変更機能を使用すると、例えば参加者全員の顔を見ることができる「タイル表示」などの設定が可能となります。
Google Meetでは、過去にユーザーから要望が高かった機能も追加に
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Google Meetのビデオ通話では、高品質の音声機能がついた動画を共有できます。
「Chromeのタブを固定表示する」で新たな機能を使うことで、動画コンテンツを再生すると、共有された動画と音声を会議に参加している人全員が視聴することが可能に。
これによって会社だけでなく、個人でプレゼン機能を利用できるようになります。
会議中にプレゼンテーションを行う方法
Google Meetでは、会議中に画面全体や特定の画面を固定表示させることで、ドキュメントやプレゼンテーション、スプレッドシートなどを参加している人と共有することができますよ。
例えばスプレッドシートに入力してある内容を見ながら、リモートで会議を進めるという使い方もできそうですね。
Google Meetが提案している使い方・一覧
- 離れた場所にいる社員の研修を行う
- プロジェクトのアイデアをクライアントに伝える
- バーチャルでの会議やクラス会の開催
- 外国にいる関係者に会議のメモやプロジェクト、ロードマップ、調査の内容などを共有する
- 離れた場所にいるチームメンバーと、提案書などのブレインストーミングや編集を行う
実際にG-mailのアカウントを使って、Google Meet利用してみる
G-mailのアカウントを見てみると、すでに導入されていました。
メールアドレスの欄の左側にNEWマークがあるので、分かりやすいと思います。
会議を開始する方法
許可しない場合、画面表示はこのようになります。
会議に参加する方法
普段からGooglのG-mailを利用している方は、すぐに導入できますよ。
まだの方でも、アカウントをつくって登録すれば簡単に利用できそうですね。
パソコンで会議中のドキュメントを共有する方法
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パソコンでビデオ会議に参加するためには、右下の「いますぐ表示」を選択し、「全画面」・「ウインドウ」・「Chrome」のいずれかを選びます。
そして共有するコンテンツを選択し、「共有」をクリック。
もし他のユーザーが固定で表示している場合、自分が変わりに固定表示をしたいことを伝えて確認しましょう。
カメラをオンにしておくと、画面を固定表示しながら自分の姿が見える状態になります。
- 「Chrome」のタブを固定表示すると、タブの音声がデフォルトで共有されます。
- タブを固定で表示する場合には、画面の下にある「ソースを変更」を選択し、別のタブを固定表示します。
パソコンで固定表示を停止する方法
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Google Meetのウインドウで、「固定表示を停止」をクリック。
また別の方法として、画面の右下から「あなたが固定表示されています」→「固定表示を停止」でもOK!です。
パソコンで別の参加者の固定表示に、自分を固定表示する方法
Google Meet画面の右下にある「今すぐ表示」を選び、「全画面」または「ウインドウ」を選択します。
そして「固定表示する」をクリック。
例えば、他の参加者が画面を固定で表示する場合には、自分の画面は引き続き固定で表示されているメッセージが届きます。
メッセージ内にあるボタンをクリックすると、固定の表示を終了または再開することができますよ。
パソコンで固定表示のみで、会議に参加する方法
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Google Meetでは固定表示で会議に参加すると、パソコンのウィンドウ、アプリケーションのみが会議中に表示されることになります。
- 音声やその他の動画が、送受信されることはありません。
まずはGoogle Meetにアクセスして、予定している会議を選択または「ミーティングに参加または開始」をクリックして、ミーティングコードを入力しましょう。
次に「今すぐ参加」を選択せずに、「固定表示」をクリックします。
ウィンドウまたはアプリケーションを選択して、「共有」をクリック。
AndroidでGoogle Meetで会議中のドキュメントを共有する方法
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モバイルアプリで会議に参加し画面を固定で表示するためには、Android版のGoogle Meetアプリで「画面を固定表示」オプションを選択します。
これで画面上のすべてのアイテムが、Google Meet会議の参加者全員に固定表示されることになります。
固定表示でのみ参加するには、ウィンドウまたはアプリケーションのみ会議中に表示されます。
そのため音声やその他の動画が、送受信されることはありません。
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- Google Meetのアプリを開いて下から上にスワイプし、スケジュールされた会議を選択します。
- 「会議コード」を選択し、会議コードまたは会議のニックネームを入力します。このとき、コードのハイフンは省略することができます。
- 「会議に参加」ではなく、「固定表示」を選びます。
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- 画面上のすべてのアイテムが、Google Meet会議の参加者全員に固定表示されます。
- 音声は、送受信されません。
固定表示を停止したいときは、Google Meetのアプリで「固定表示を停止」するを選択します。また、別の参加者が固定で表示しているときでも、自分の画面を固定で表示することができますよ。
iPhoneとiPadでGoogle Meetで会議中のドキュメントを共有する方法
モバイル画面を固定で表示するためには、iOSのデバイスでブロードキャストを開始します。
モバイルのアプリを使用して、ビデオ会議に参加し「その他のアイコン」→「画面を固定表示」を選択。
「ブロードキャストを開始」を選ぶと、画面上のすべてのアイテムがGoogle Meet会議の参加者全員に固定で表示されます。
- 固定表示で参加したいときには、ウィンドウまたはアプリケーションのみが会議に表示されることになります。
- 音声やその他の動画が、送受信されることはありません。
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固定表示で参加するには、Google Meetアプリを開いて下から上にスワイプし、スケジュールされた会議を選択します。
次に「会議コード」を選び、会議コードまたは会議のニックネームを入力。
このときコードのハイフンは、省略することができますよ。
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「会議に参加」を選択せず、「固定表示」→「ブロードキャストを開始」を選びます。
これで画面上のすべてのアイテムが、Google Meet会議の参加者全員に固定で表示されます。音声は送受信されません。
固定表示を停止する場合には、Google Meetアプリで「ブロードキャストを停止」を選択します。その他に画面上にある赤いバナーから「停止」を選んで、ブロードキャストを停止することもできます。
また別の参加者が固定で表示しているときに、自分の画面を固定表示することも可能です。
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5月初旬よりメールアドレスを持っているユーザーなら、誰でもGoog Meetを利用できることになっています。
利用が可能になったかどうかは、メールアドレスの管理画面を開くとわかるのですが、利用可能通知も受けとれるので必要な方は登録してみてくださいね。
4月29日(水)から順次使えるように移行されています。