いよいよ夏本番!
全国のあちこちでツーリングを楽しむライダーを見かけるようになってきました。
ただでさえヘルメットの中は、猛暑になりやすい環境。
適度に休憩しつつ、安全運転でバイクを楽しみたいものですね。
今回は、トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社からNEWモデルをご紹介したいと思います。
目次
2019年12月まで待てない!NEWモデルの排気量に驚愕
2004年に発売されたRocketⅢ。
そして最新型のRocket 3 R と Rocket 3 GTが、2019年12月に発売予定なのです。
いったいどんなモデルなのでしょう。
Rocket 3 R と Rocket 3 GTのエンジンに注目!
最新型となる2,500㏄のトリプルエンジンを搭載しているNEW Roket 3。
Roket 3 Rがトルクやコントロール性、快適性、機能性を充実させたモデルであるのに対し、Roket 3 GTは、より快適なツーリング機能を装備したモデルに進化しています。
- 最高出力は、前世代モデルから11%向上
3,500rpmの低回転域から7,000rpmの最高回転数までパワーが増強されたことによって、驚異的なレベルのパフォーマンスを実現しています。
例えば…ツーリングに行ってどこまでも走行したくなるのが新型 Rocket 3なのです。
221Nmという最高のトルクによって、4000rpmでピークに達することからどのギアでも楽に加速できる!
さらに新しいスリップ&アシスト油圧式クラッチによって、レバーの操作力を軽減することで軽いクラッチ操作を実現しています。
Rocket 3 R と Rocket 3 GTは、潤滑システムとバランサーシャフトが組み合わさり世界最大となる量産型のオートバイエンジンとなっているのです。
もっと効率的に走る楽しさを実現するために!トルク容量の増加によって特別設計
Rocket 3 の最新型となる高性能 6 速ヘリカルカットギアボックスは、標準的なギアボックスよりも滑らかで強く、そして軽量になるように精密に設計されています。
さらに出力は11%増強され221Nm@4,000rpmとなり、加速の楽しさだけでなく長距離をのんびりライディングできそうなモデル。
これからのシーズンで行くなら、北海道ツーリングにぴったりなのです。
圧倒的な存在感を放つ!「Rocket 3 R / Rocket 3 GT」
ツインのLEDヘッドライトが特徴的で、スカルプテッド3ヘッダーエキゾーストパイプ、ピリオンフットレスト、240mmのリアタイヤを持つ20本のアルミキャストホイールを装備。
最高仕様となるBrembo 製 Stylema®モノブロックブレーキ、調整可能な Showa 製サスペンションが標準仕様に。
残念ながらRocket 3 GTモデルについては、日本への導入時期が未定となっています。
さらに最新型のRoket 3 RとRoket 3 GTには、最高仕様となるプレミアムブレーキとサスペンションコンポーネント、乗り心地を向上させる最先端のテクノロジーを搭載。
最新の技術によって完成したRoket 3は、新しいデザイン性とアルミニウムフレームによって前世代モデルより13㎏以上の軽量化を実現しているのです。
乗り心地とハンドリング、ツーリングに最適なモデル
新型Roket 3には、ピギーバッグリザーバーを備えたShowa製のフルアジャスタブル物ショックリアサスペンションユニットを装備。
これによってリバウンド、コンプレッション、プリロード調整が可能となっています。
またShowa製47mm径のアジャスタブルフロントフォークによってリバウンド、コンプレッションの調節をすることができます。
さらに最高仕様のBrembo製Stylema®キャリパーは軽量でコンパクト。
他の道路用のキャリパーと比べてピストンとブレーキパッド周辺の容積が小さいため、ブレーキ液が占める内部のスペースが減り即効性の高いブレーキのレスポンスを得られるのです。
そしてブレーキパッド周りのエアフローが増加することで、キャリパーの冷却が早くなるため性能の向上を図ることを可能にしています。
洗練された外観の新しいRoket 3
2モデルに装備されたハンドルバーの特徴
- Rocket 3 Rではロードスタースタイルのハンドルバー
- Rocket 3 GTにはツーリング志向のハンドルバー
新型Roket 3には専用に開発されたタイヤが装備され、リアタイヤは240mm。
新しく開発されたトレッドパターンによって、優れたグリップ性を確保することができ長距離で走行でも耐久性を維持することが可能です。
最新の軽量マルチスポークアルミキャストホイール
- Rocket 3 R :ホイールは美しいブラックアウト仕上げ
- Rocket3 GT :リム、スポークがより精巧な露出加工
またライダーの快適性を追求するためにRoket 3 Rでは2つの垂直位置、Roket 3 GTでは3つの水平位置設定と高さの調節をすることができます。
シート高
- Roket 3 R:ロードスターライダー、ピリオンサドルが装備されシート高773mm
- Roket 3 GT:ツーリングライダーとピリオンサドルを備え、シート高750mm
自由にカスタマイズできるのは嬉しい!
新型のRocket 3 には、快適性と実用性、スタイル、セキュリティを向上させるために、ラゲッジシリーズと最新アクセサリーを選択することが可能。
新型Roket 3 ラゲッジシリーズ
- トライアンフアルミキャストパニアマウントシステム(特許取得済み)
- 20Lスポーツパニア
- 12Lマグネット式タンクバッグ
- トライアンフ9Lクイックリリーステールパック(特許取得済み)
またオプションとなりますが、インフィルパッドを追加で装備することでツインからシングルシートに変更できるよう設計されています。
新しいコンフォートアクセサリー
- ロードスター&ツーリングハンドルバー
- ツーリング&スポーツシート
- ライダーシートパッド
- コンフォートピリオンシート
- パッセンジャーバックレストおよびビレット機械加工プレート付きパッド
- パッセンジャーバックレストラック
- フォワード&ミッドフットコントロール
- ニーパッド
そのほかの新しいスタイルのアクセサリーとして、LEDインジケーター、スポーツスクリーンがあり、盗難対策もしっかりできるアイテムも充実しています。
例えば…
Track+は、Thatcham承認の追跡装置で、イギリスを拠点としているセキュリティコールセンターによる24時間365日のモニタリングつき。
どこまで追跡してもらえるのか、タイムラグなどは気になる点ですが利用してみたい装置となっています。
これからの新しい盗難対策といったところでしょうか。
さらにProteck+もあり、こちらはThatcham承認のアラームシステムとなっています。
そして定番のUロックやディスクロック、アラームディスクロック、チェーンおよびロック、地面固定式アンカーなどの選べるアクセサリーがそろっていますよ。
Roket 3のオーナーのみ利用できるセキュリティ対策のアイテムとあれば、プレミアム感がありますね。
盗難対策アイテムは、バイク乗りにとっての課題でもあるため、安全に楽しくバイクライフを送るためにも充実に期待したいところ。
このなかでも気になるのは、地面固定式アンカー。
できれば実物を見てみたい!と思うアクセサリーなのです。
快適な走行を実現!最先端のテクノロジーを搭載したモデル
Roket 3 RとGTには、トライアンフの最新世代のフルカラーTFTディスプレイを搭載。
自分の名前で起動画面のメッセージを更新できるほか、最適な視認性を確保するための角度調整が可能となっています。
さらにオプティマイズドコーナリング、オプティマイズコーナリングトラクションコントロールが標準装備。
これによって、最適な制動性と走行状況に応じて最適なレベルのトラクションコントロールを維持できるのです。
またContinental 社との共同開発による最先端の慣性計測ユニット(IMU)は、オプティマイズドコーナリングABS、オプティマイズドコーナリングトラクションコントロールをサポート。
ライダーが快適に走行できるように!標準装備が充実
オールLEDライト、ヒルホールドコントロール、クルーズコントロール、キーレスイグニッションおよびステアリングロック、USB充電が装備されています。
Roket 3 GTには、グリップヒーターが標準装備され、左手のグリップにあるボタンで操作が可能。
Roket 3 Rには、アクセサリーとして付属することができます。
世界初!内蔵型GoPro制御システム
新型のRocket 3では、Bluetoothno接続モジュールによってGoProカメラの操作が可能。
接続と制御は、TFTのディスプレイによって表示され、スイッチギアを介してビデオや写真の操作をすることができるのです。
またGoogleによって供給されたターンバイターンナビゲーションシステムによって、My Triumphアプリ上で方向指示アイコンを表示。
My Triumph アプリを無料で iOSTMおよび AndroidTM端末にダウンロードすると、ナビゲーションシステムやルートプランナーを利用することができます。さらに最終目的地やホテル、ガソリンスタンド、レストランなどを設定することができるのです。(Google および Android は、Google LLC の商標です。)
高レベル!ツーリング仕様のインスピレーションキット
Roket 3 RとRoket 3 GTをデザインするためのおすすめキットが、ハイウェイ・インスピレーションキットです。
ラゲッジラックやスポーツパニア、パニアマウントキット、トライアンフシフトアシスト、Triumph TFT コネクティビティシステムつきのセットとなっています。
どこまでも快適なツーリングを楽しむために、最適なキットといえそうです。
NEW Roket 3 R スペック
- エンジンタイプ:インライン3気筒、水冷、DOHC
- 排気量:2,458㏄
- ボア/ストローク:110.2mm×85.9mm
- 最高出力:167ps/165bhp(123kW)@6,000rpm
- 最大トルク:221Nm@4,000rpm
- シート高さ:773mm(Roket GT:750mm)
- 燃料タンク容量:18L
NEW Roket 3 Rは、2019年12月発売予定。
NEW Roket 3 GTは、日本への導入時期が未定となっています。
INFO/画像提供/トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
URL:http://bit.ly/ROCKET3