梅雨に入り、バイクに乗る時間が少なくなる…時期になってしまいましたね。
こんな憂鬱なときこそ、次なるツーリングに向けて!計画を立ててみてはいかがでしょうか。
今回は売れ行きが好調なトライアンフから、新しい情報をお伝えしたいと思います。
目次
業績好調の理由は、トライアンフの戦略にあった
2019年5月の登録台数が過去最高記録を更新した、トライアンフ。
トライアンフでは2016年に続く第2弾として、月に1台というハイペースで新型車と限定車を導入し、昨年と比較して146%もアップ(JAIA集計実績)しているのです。
- ストリート・ツイン
- ストリート・スクランブラー
- スピ ード・ツイン
- スクランブラー1200
- スラクスト ンTFC
- ボンネビルT120 Diamond Edition
- ボンネビルT120 ACE
世界限定シリーズが好調の要因に
THRUXTON TFC
「スクラクトンTFC」は、4月末に発売された世界限定750台のモデル。
ワンピース構造のカーボンコックピットフェアリング、フロントマットガード、シートカウルやヒールガード、サイレンサーエンドキャップなど軽量のカーボンパーツが使用されています。
またThruxton TFCを所有すると、トライアンフCEOであるNick Bloorによるサイン入りのシリアルナンバーレター、個別のカスタムビルドブック、専用のバイクカバーなどがセットに。
最上級なレアモデルだけに、どこまでも特別仕様となっているのです。
スクラクトン TFCの価格は250万円(税込)にも関わらず、特別仕様の世界限定モデルとして、注文が殺到し約3倍の注文を受けるという人気車種に。
世界限定モデルが続々!トライアンフの戦略勝ち
BONNEVILLE T120 DIAMOND EDITION
2019年4月13日(土)には、スクラクトン TFCの他に世界限定モデル2台が発売。
世界限定900台のモデルとして発売されたのは、初代のボンネビルT120誕生60周年モデル「ボンネビルT120 Diamond Edition」。
イギリスの国旗であるユニオンフラッグがあしらわれているホワイトの特別な塗装が特徴で、価格は159万7,900円(税込)。
Bonneville T120 フュージョンホワイト/エージャンブルー
1959年に誕生したBonneville T120は、その性能やスタイル、ハンドリングなど現代版モデル。
ライディングポジションは運転操作がしやすいように設定され、グリップヒーター、センタースタンド、パッセンジャークラブレールが標準で装備。
冬のツーリングなどで寒い時期にあると嬉しいのが、グリップヒーターなのではないでしょうか。
もし自分で装備するとなると、パーツを購入して自分でカスタムまたはショップにお願いすることになります。
自分でカスタムしていく楽しさもあるのですが、配線などに詳しくなければ難しい…方も。
さらにセンタースタンドは、チェーンのメンテナンスのときに欲しい!アイテムなのです。
もちろんそれ以外でも大活躍なので、バイクを大切にしていきたい愛好家にとっては標準仕様が嬉しい誤算。
世界限定1400台のモデルは、いったい誰の手に!
BONNEVILLE T120 ACE
2019年モデルの新型ボンネビル T120 ACEは、ブラックを基調としたデザインで、カフェレーサー発祥の地とAce Cafeとのコラボレーションモデル。
バイクのタンクに込められているのは、「Head Down,Hold On(突き進む、走破する)」というメッセージなのです。
街乗りだけでなく自然のなかを、自由に駆け抜けるライダーにピッタリの言葉。
さらにこのモデルのオーナーになると、トライアンフのCEO Nick Bloor と Ace Cafe London のオーナーであるMark Wilsmoreからサイン入りの証明書が届きます。
トライアンフのモデルが好調なワケ
世界限定という言葉に…何となく弱いところもありますが、それ以上にモデルにかけたトライアンフの想いが込められていたのではないでしょうか。
そしてどこをカスタムしていいか悩むほど、洗練された外観でデザイン性が高いのも売れ行きが好調な理由のひとつ。
そして一言で、カッコいい!これに尽きるのだと思います。
世界限定で発売された3台のモデルは、発売してから1か月でほぼ完売状態に。
これからも、さらなる認知度アップと共に新しいファンを獲得していくことでしょう。
トライアンフのなかでも好きなバイクは、デイトナ675。
排ガス規制などの問題もあるとは思いますが、次なるトライアンフのSSバイクにも期待したいところ。
電動バイクも楽しみな、トライアンフなのです。
こらからも、新しい店舗が随時拡大予定
トライアンフ札幌
昨年末までに11店舗の新しいデザインの店舗が開業し、来客数がこれまでの約10倍に。
トライアンフ札幌ショールーム
今回の業績好調の理由の一つとして、新店舗のオープンも要因となっています。
トライアンフ札幌は、バイク乗りの聖地にふさわしい規模とクオリティを誇り、外観をブラックで統一した他のブランドとの合同店舗。
フロアはブランドごとに分けられ、トライアンフの車両展示エリアは151㎡、ラウンジエリア55㎡となり総床面積206㎡となっています。
そしてバイクの展示や販売だけでなく、ツーリングやアフターサービス、ラウンジエリアではカフェタイムを過ごすこともできますよ。
次のバイク選びやツーリングの予定など、ショップ巡りをして決められるのは楽しそうですね。
カフェスペースは、ゆっくりバイクなどをみるためにあると嬉しいエリア。
夏にはツーリングで各地からバイク乗りが訪れる北海道は、これからがシーズンとなります。
休憩スポットとして気軽に立ち寄れるショップのひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか。
住所: 〒064-0921北海道札幌市中央区南21条西11丁目1-1
TEL: 011-522-8797
社名: 函館マジマ株式会社
代表取締役 間島 正明
ディーラープリンシパル 間島 且人
セールスマネージャー 根本 雅好
問合せ先:トライアンフコール TEL:03-6809-5233
さらに、新しい店舗を続々とオープンする予定
- トライアンフ高松(6月22日)
- トライアンフ群馬(7月)
- トライアンフ大阪(7月)
6月22日オープンの「トライアンフ高松」
トライアンフ高松は、最新のコーポレート・アイデンティティ(CI)を採用した店舗。
香川県の県庁所在地に位置し、国道11号線や高松中央インターチェンジから5分ほどの場所にありアクセスは抜群。
国内で13店舗目となるトライアンフ高松は、四国4県のどこからでも遊びに行きやすい!のが特徴なのです。
外観は、トライアンフ・ブランドのCIカラーであるブラックで統一され、トライアンフの母国であるイギリスの国旗「ユニオン・フラッグ」が目印。
敷地内にはウッド・デッキやチェアなどが用意されるなど、ツーリングにちょっと立ち寄れるスペースが確保されていますよ。
店内は980㎡あり、車両エリア約150㎡、木目調のあたたかみのあるラウンジエリアが約50㎡、総床面積200㎡となっています。
ショップに行ってカフェなどのスペースがある空間で、好きなバイクを眺めることができるのはバイク乗りにとって贅沢な時間となることでしょう。
バイクのウェアやアクセサリーなどもあるので、カスタムの構想や次なるツーリングの予定をたてるなど楽しい時間を過ごせるはず。
さらにトライアンフ高松では、ワークショップも明るくゆとりのあるスペースが確保されていますよ。
ライダーに愛される店舗になりそう!なトライアンフ高松に、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
グランド・オープン: 2019年 6月 22日(土)
住所:〒761-8071 香川県高松市伏石町2135-10
株式会社 ライド 代表取締役 渡辺 浩司
TEL:087-814-7080
トライアンフ高松の運営会社である株式会社ライドは、すでにトライアンフ神戸も運営。
今回のオープンで2店舗目となっています。
これからも!トライアンフの新たな展開に期待したいところ。
まだお店に行ったことがない方は、モデルを体感しに遊びに行ってみて下さいね。
いまなら、来店記念や購入時の特典つきですよ。
そして次なる戦略は、レアな新色の投入なのです。
【NEWカラー登場】Bonneville Modern Classicシリーズ
Bonneville T120 – シルバーアイス
Bonneville T120 – ストームグレー×バハオレンジ(ツインカラー)
Bonneville T100 – クランベリーレッド
Bonneville T100 Black – マットアイアンストーン
Bonneville Bobber – コロッシレッド&シルバーアイス
Bonneville Bobberは、2017年「GOOD DESIGN賞」を受賞
Bonneville Bobber Black – マットアイアンストーン
Bonneville Speedmasterは、前方寄りのフットレスト、スウェプトバックスタイルのビーチバーが特徴的。
Bonneville Speedmaster -コバルトブルー×ジェットブラック(ツインカラー)
AdventureシリーズのNEWカラーに、バハオレンジ誕生
対照的なシルバーサイドパネルのTiger 800バハオレンジは、デザートレースの伝統とバハメキシコレースの歴史をインスパイアしたモデル。
Tiger 800とTiger 1200に、それぞれ新しいカラーがラインナップされいますよ。
こちらのNEWカラーは、XCAモデルで選択が可能となっています。
Tiger 800 – バハオレンジ
Tiger 800 – マットカーキ
Tiger 800 – マットジェットブラック
Tiger 800 – ルーサンブルー
Speed Triple RSモデルに投入!カッコよさ倍増の新色
Speed Triple – マットブラック イエローグレーデカール付
2019年にストリートトリプル RSに、マットジェットブラックの新色が登場。
そしてトライアンフの765㏄のトリプルエンジンは、Moto2TMへエンジン供給のベースとなり史上最強のエンジンに。
全モデルと比較して最高出力は16%向上し11,700rpm(123㎰)、最大トルク10,800rpm(77Nm)でこちらも13%アップしているモデルなのです。
Speed Triple – クリスタルホワイト レッドブラックデカール付
出力とトルクだけでなく、軽量化されたエキゾーストシステムや改良したエアボックス、ギアボックス、新設計となるスリップアシストクラッチを搭載。
サスペンションやブレーキ、タイヤをハイスペックにし、完全新設計となるガルウィングタイプスイングアームで高速時の安定性が確保されています。
最新装備には、ライディングモードが5種類、5インチフルカラーTFTディスプレイ、スイッチ類は5方向対応のジョイスティックスが採用され、クイックシフターとラップタイマーも装備。
TFTコネクティビティシステムは、トライアンフのTFTディスプレイを装備したすべてのトライアンフモデルに適用。
新型だけでなく次の現行モデルに適用
- Street Triple R & RS
- Speed Triple RS
- Tiger 800 XCX、XCA、XRX、XRT
- Tiger 1200 XRT、XCA
モーターサイクルでは世界初となる!内蔵型GoProコントロールシステム
2019年の春以降に導入された、Google™によるトライアンフ初ターンバイターンナビゲーション。
ライダーは左手のスイッチキューブで操作し、GoProをTFTディスプレイに接続するだけで様々な機能を使用することができますよ。
さらにTFTコネクティビティシステムでペアリングすれば、移動中でも操作が可能に。
このシステムによって通話の発信や着信、SMSメッセージ通知などの電話機能や音楽トラックの選択、音量の調節などが、すべて左手のスイッキューブで操作ができるのです。
その他にモードや動画撮影や停止、写真の撮影ができ、バッテリーの残量なども表示。
Hero 5 および Hero 5 Session 以降のすべての GoPro カメラと互換性があるタイプとなっています。
このシステムは、TFTディスプレイを搭載したモデルで利用することが可能。
カスタムするためには、トライアンフの正規販売店でBluetooth接続モジュールを装着することが必要です。
システムを利用するためには…
新しい MyTriumph アプリ(Android™または iOS™端末に無料ダウンロード可能)をダウンロード。
これによって、Googleのインフラストラクチャと信頼性の高い位置認識、検索候補をみることができ約1憶以上の施設にアクセスすることが可能になるのです。
さらにMyTriumph アプリ上でルートを選択して走行を開始すると、簡単なグラッフィックアイコンによって、TFTディスプレイ上に方向指示アイコンが表示される仕組みとなっていますよ。
こらならツーリングなどで迷わずに目的地に到着!次のツーリングプランを決めるのに便利ですね。
雨が続き、バイク乗りにとっては、少し憂鬱な時期。
こんなときこそ!ツーリングアイテムの準備やショップに行ってバイク情報を手に入れるなど有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
INFO/画像提供/トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
URL:http://www.triumphmotorcycles.jp/