トライアンフから、新型のファクトリー・カスタムシリーズが発表されました。
美的には、かなり魅力的なマシン。これ以上どこをカスタムしていいかわからない!ほどの美しさのあるバイクなのです。
それでは、現在のところ分かっているマシンの全貌をご紹介しましょう。
2019年春、日本に導入される最上級モデル
2014年に発売された「Triumph TFC Bobber」と「TFC Scrambler」シリーズが、最初のモデル。
トライアンフでは今後もTFCモデルの投入を行い、ハイスペックで洗練されたパフォーマンスを追求した限定仕様車を販売予定となっています。
軽量かつ高いスペックを誇る「Thruxton TFC」と「Rocket TFC」は、全世界750台限定となり1台1台にシリアルナンバーがついた特別モデル。
ゴールドのディディールが特徴的で、プレミアム感の高いTFCロゴとインストルメントディスプレイ、トップヨークにあるシリアルナンバー入りプラークが特徴的。
特別仕様車となり完全オリジナル版となるので、同じものが存在しないデザインとなります。
カーボンコックピットフェアリングをはじめ、フロントマットカード、シートカウル、ヒールガード、サイレンサーエンドキャップなどには、軽量のカーボンファイバーが使用され、スタイリッシュなデザインのなかに美しさのあるモデル。
シートには、高級感のある本革が使用。現時点では、メーカーの希望小売価格は未定となっています。
もっと知りたいニューモデル「Thruxton TFC」
「Thruxton TFC」は、Thruxton Rよりも5㎏軽量となり、115Nm@4,850rpmでパワーは10PS向上。
軽量のひみつは、エンジンコンポーネントの改良、カーボンファイバーボディワーク、アルミニウム製エンジンクレードルレール、リアマットガードの取り外しや軽量のバッテリーにより実現しています。
新しいスポーツクラシックの決定版として、オーリンズ製のフルアジャスタブルサスペンション、ブレンボ製のラジアルマスターシリンダーおよびアジャスタブルブレーキレバー、Metzeler製Racetec RRタイヤを搭載しています。
性能として3つのライディングモードがあり、レイン、ロード、スポーツから選べる仕様。
その時の走行条件やライダーの好みによって、スロットルマップやABS、トラクションコントロールの設定を調整することが可能です。
ライトには7インチのヘッドライトが使用され、オールLEDライトを装備しています。
その他に長距離走行に快適をもたらすトルクアシストクラッチやUSB充電ソケット、Thruxton TFCにはエンジンイモビライザーが標準装備。
デュアルまたはシングルシートは、交換可能となっています。
さらにオーナーに合わせてカスタマイズされるドキュメントや署名入りの認定書(TFCハンドオーバーパック)つきです。
新型「Rocket TFC」の詳細情報や全貌については、2019年5月1日に発表予定となっています。
NEW THRUXTON TFC 詳細
- エンジン:水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
- 排気量:1200㏄
- ボア×ストローク:97.6 mm x 80.0 mm
- 最高出力:107PS @ 8,000rpm
- 最大トルク:115Nm @ 4,850rpm
- フロントタイヤ:Metzeler製RaceTec RR 、120/70 ZR17
- リアタイヤ:Metzeler製RaceTec RR、160/60 ZR17
- フロントサスペンション:Öhlins製43 mm径NIX30倒立フォーク(リバウンドおよびコンプレッションダンピング調節式、トラベル量:120 mm)
- リアサスペンション:Öhlins製フルアジャスタブルツインショック(ピギーバッグリザーバー、アルミビレットアジャスター、リアホイールトラベル:120 mm)
- フロントブレーキ:Brembo製310mm径フローティングダブルディスク、Brembo製4ピストンラジアルモノブロックキャリパー、ABS
- リアブレーキ:220 mm径シングルディスク、Nissin製2ピストンフローティングキャリパー、ABS
- シート高:810㎜
- 燃料タンク容量:14L

INFO/画像提供/トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
URL:http://www.triumphmotorcycles.jp/