2022年9月30日にZutto Ride 株式会社と三井住友海上は、二輪車向け自動車保険の普及やリスクマネジメントサービスの提供を通じて、安心・安全なバイク社会を目指し締結。
バイク保険の未加入者に対して、デジタル技術を活用した保険募集を構築することを公表しました。
目次
締結に至った経緯とは
現在、二輪車向けの自動車保険普及率は約45%。(出典:損害保険料率算出機構「自動車保険の概況2021年度版」)
そのため事故が発生した場合の二輪車ユーザーのケガの補償や相手への賠償が十分でないケースが発生しています。
そこでZutto Rideと三井住友海上は、ロードサービスなどの制度拡充や自動車保険のさらなる普及を目指し、安心で安全な二輪車社会の実現に向け連携協定を締結。
連携協定の内容とは?
Zutto Rideが販売しているロードサービスに三井住友海上の傷害保険を付帯。
これによりロードサービス加入者にケガの補償を提供し、事故時の経済的損失を軽減することが目的です。
傷害保険付きロードサービス「プレミアムロードサービス」
- プレミアムロード(シルバー):年会費 / 6,990円
- プレミアムロード(ゴールド):年会費 / 19,900円
バイクが故障や事故によって自走不可の際に、バイクショップや自宅まで車両を搬送してもらえるサービス。距離が長いほど保険料が高くなります。
搬送距離は長いほどいいの?
- プレミアムロード(シルバー):搬送距離 / 30km
- プレミアムロード(ゴールド):搬送距離 / 無制限
普段、街乗りだけで利用しているなら搬送距離は短くても良いと思いますが、ツーリングなど遠出をすることが多い方は搬送距離が長いほど安心です。
バイクに乗るときの用途や距離を考えて選ぶと良いかもしれません。
例えば山のなかでエンジンが停止し無制限の保険でない場合、費用がかかることになります。
傷害保険の死亡補償額はどうすればいい?
- プレミアムロード(シルバー):死亡・後遺障害 / 300万円:入院日額1,500円
- プレミアムロード(ゴールド):死亡・後遺障害 / 1,000万円:入院日額5,000円
死亡・後遺障害や入院費用は多いほど安心ですが、他に保険に加入している方は少ない補償でも良い気がします。
何も補償に入っていない場合は、死亡・後遺障害1000万円、入院日額5,000円あると安心できそうですね。
入院になるとすれば、事故による挫傷、骨折の可能性が高くなります。軽傷であれば日帰りできますが、入院に備えておくという意味ではプレミアムロード(ゴールド)がおすすめ。
いま加入している保険と比較して、保険料が安く済むよう選ぶというのもひとつの方法です。
さらにZutto Rideの傷害保険には、団体総合生活補償保険(傷害後遺障害等級第1~7級限定補償特約)が自動で付帯されます。
ロードサービスを更新することで補償も継続されますよ。
- プレミアムロード(ゴールド)にのみ付帯:事故でレッカーを依頼した場合、修理後の車両を自宅まで搬送するサービス
長距離ツーリングに出かけない方であれば、あまり依頼することは少ないかもしれませんが、他県でバイクが故障した場合、該当する工場まで修理後のバイクを引き取りに行くことになります。
現地までの交通費がかからず、修理後に自宅まで届けてもらえるのは嬉しいですね。
いかがでしたか。
保険といってもいろんな種類があり、自分に合った保険を選ぶことで節約にもなります。
必要な補償があると思って加入していても、いざ保険を利用する時にサービスを利用できなかった…ということがないようにしたいものですね。
少しでも参考になると嬉しいです。