バイクを購入した暁には、もしもの時のための保険が必要です。
思わぬ事故に巻き込まれたときやトラブルに遭遇したときのために、バイク保険に加入しておきましょう。
今回はバイク保険の選び方について、基本的に抑えておきたい3つのポイントを紹介していきます。
目次
気になるバイク保険各社の補填内容をチェックしてみよう!
任意保険の場合は補填内容やその上限額、そして保険料は保険会社によって異なります。
対人賠償保険や対物賠償保険、人身傷害保険や車両保険、裁判になった時にかかる弁護士費用など様々な補填内容がありますが、基本的にこの中で対人賠償保険については、ほとんどの方が上限額を無制限にしてプランを組んでいます。

- 対人賠償保険→無制限
- 対物賠償保険→無制限
また次に多いのが対物賠償保険になり、こちらも対人賠償保険に比べれば少し比率は落ちますが、多くの方が上限無制限で組んでいます。
その他の費用についても手厚くしようと思えばすることができますが、補填内容を充実させることによって保険料も上がっていくので、自賠責保険の内容とバランスを取りながら考えていきましょう。
気になるバイク保険!実際の保険料はいくらかかる?
保険料は補填内容や保険会社によっても変わってきます。
大きく分けて保険料は「ダイレクト型または代理店型」に分かれますが、二つの違いは保険会社と利用者の間に代理店が入るという点です。
ダイレクト型の場合には、契約時における書類作成などについてサポートを行ってくれる代理店がいないこともあり、その分保険料が安くなります。
反対に、代理店は書類作成やプラン内容の検討などを個人向けに提案してくれるため、その分保険料は少し高くなります。

- ダイレクト型のメリット:保険料が安い
- 代理店型のメリット:個別プランを提案してもらえる
バイク保険加入前に!バイクの走行距離や走行環境などをチェックしておく
人通りの多い町中で毎日のようにバイクに乗る方と、田舎の人が少ないところでたまにバイクに乗る方の場合には、最適な保険のプランが変わってきます。
使用しているバイクの価値によっても、補填しておきたい内容が変わってくるかと思います。
パンクやバッテリー上がりした時に便利なロードサービスの有無や、その他の細かなサービス、無保険補償や盗難補填の有無など、できるだけ細かくプランニングしていきましょう。
バイク保険加入前に確認しておこう!
- バイクに乗る頻度:月に〇回
- バイクに乗る用途:ツーリングのみ、通勤のみ
- 年間の走行距離:約〇km

バイク保険選びに迷ったら!おすすめしたいバイク保険会社3社の特徴
バイク保険の中でも人気の高い3つの保険会社をピックアップ。
三井ダイレクト損保「バイク保険」
三井ダイレクト損保のバイク保険は電話はもちろん、ネットでも事故対応の受付を行うことができます。
ロードサービスについては全国約4300カ所で対応しており、指定の工場とも連携を取っているので、広い地域をカバーしてくれる点が魅力です。
インターネット契約割引やeサービス割引などの割引内容も充実しており、加入後2年目以降はサービス内容がより手厚くなっていきます。
他にも、様々なサービスを介したキャッシュバック(利用料の約15%)も実施しています。
三井ダイレクト損保「バイク保険」特徴
- ネットで事故対応受付あり
- 全国4300カ所で対応
- インターネット契約割引やeサービス割引がある
- 加入後2年目以降はサービス内容が手厚い
- キャッシュバックを実施(利用料の15%)

損保ジャパン「バイク保険」
損保ジャパンの保険は代理店申し込みに対応しているので、あまり保険に詳しくない方にもおすすめしやすい保険です。
中でもロードサービスが365日対応しており、パンクなどのちょっとした対応についても素早く処置をしてくれます。
対人対物賠償は無制限に設定でき示談交渉サービスもあり、交通事故の場合においては弁護士費用特約が適用されるので、もしもの時にも十分な補填を受けられるでしょう。
ただし搭乗者傷害補償などの保険は設けられていません。
損保ジャパン「バイク保険」特徴
- 保険に詳しくなくても相談しやすい環境
- ロードサービス365日対応
- 対人対物賠償無制限
- 示談交渉サービスあり
- 弁護士費用特約あり

アクサダイレクト「アクサダイレクトのバイク保険」
アクサダイレクトのバイク保険は、ネット及び代理店からも申し込むことができます。
保険支払額も他社と比べると比較的リーズナブルなことが特徴で、万が一の時には専任のスタッフが相手方との示談交渉や修理工場、病院の手続きなどを行ってくれます。
サービスの拠点は約1万カ所あり、レッカー対応では宿泊・帰宅費用の補償を行っているなど、ちょっとしたサービスがしっかりと充実している保険になります。
三井ダイレクトの保険と同様アクサダイレクトでも、加入後2年以上が経つとサービスが手厚くなるので、ベテランライダーの方におすすめの保険です。
アクサダイレクト「バイク保険」特徴
- ネットまたは代理店からの申込ができる
- 他社と比較してリーズナブルな保険
- 示談交渉や修理工場、病院の手続きに対応
- サービスの拠点は約1万か所
- レッカー対応の宿泊・帰宅費用の補填あり
- 加入後2年以上で手厚いサービスが受けられる
Ninja250を購入するなら加入すべきバイク保険はこれ!
人気の高いNinja250に乗っていて気になることのひとつに「バイクが盗まれた場合の補填があるのか」という点が気になる人もいるでしょう。
そこで盗難をケアできる保険会社を紹介したいと思います。
チューリッヒ保険「スーパーバイク保険」
保険会社の中でも、チューリッヒのスーパーバイク保険はバイクの盗難補償がある保険です。
いわゆるダイレクト型の保険会社で電話及びインターネットで受付を行っており、営業マンを通さないようにすることで、より安い価格で保険を提供しています。
住んでいる地域によっても保険料が細かく設定されているので、お住いの地域によってはより安くチューリッヒの保険を利用できる場合があります。
サービス内容も充実しており、契約1年目からチューリッヒが提供を行っているすべてのサービスを受けることができます。
無料レッカーの範囲も100km、その他修理後の搬送についても全額負担してくれるので、バイク乗りにとっても嬉しい保険内容となっています。

チューリッヒ保険「スーパーバイク保険」特徴
- バイクの盗難補償がある
- ダイレクト型の保険なので安い
- 契約1年目からすべてのサービスを受けられる
- 無料レッカー100km→修理後の搬送も全額負担あり
- ガス欠、ガソリンの給油、キー作成(保険期間中1回まで無料)
- 対人対物無制限で示談交渉サービスあり
保険期間中1回のみになりますが、ガス欠時のガソリン給油やキー作成等のサービスを受けることができます。
そして対人対物賠償は無制限で示談交渉サービスもついていますが、対物超過費用補償については対応していないので、もし対物超過費用補償が欲しい場合には、他の保険と合わせて利用する必要があります。

チューリッヒ保険料は保険内容によっても変わりますが、その他走行距離や免許書のカラーによっても細かく割引がきくので、申し込む際にはしっかりと割引についても把握しておきましょう。
サービスのスピード感も評価のある保険会社なので、補填内容の中で盗難補填が欲しいと思っている方は一度チューリッヒのスーパーバイク保険をチェックしてください。
バイクに対しての補填の手厚い会社なので、幅広い方におすすめできると思います。
バイク保険を選ぶポイント
保険を選ぶポイントとして大切なのは補填内容と保険料ですが、そこから更に「自分に合う保険なのか」をチェックすることが大切です。
4つの保険会社を紹介しましたが、それぞれに細かく補填内容や金額に差があります。
いずれも顧客の多い保険会社なので自身のバイクライフに合わせて、よりぴったりの保険を選んでみましょう。
そして取得しておきたい補填内容やプランが決まった後は、できるだけ保険料を節約することも大切です。
保険会社によっては申し込みの際にネットを利用することによって特典や走行距離、地域によっても割引が行われる場合があるので、気になる保険のプランがあった場合には総合して保険料を算出しておきましょう。
最近では利用者自身がネットを使用して申し込む場合にも、簡単に保険内容や料金が分かるように大体の見積もりが算出できるサイトも存在します。

ダイレクト型が苦手という方も、一度保険会社のHPを覗いてみるといいでしょう。
どのような保険にすればいいのか迷った時には、自分の「バイクスタイルと似ている方の口コミを参考にする」のもおすすめです。