今やインターネット経由で簡単にバイク保険に加入できる時代になりました。
選べる保険会社も8社となり、より信頼のできる保険会社、よりコストパフォーマンス良い保険をご自身で選ぶことができます。
ただ、選択肢が多いと迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は、バイク保険を選ぶポイントを簡単に紹介します。

目次
1. 保険の種類
バイクを購入するときに知っておきたい「保険」は、自賠責保険と任意保険(バイク保険)の2つです。
自賠責保険
バイクを所有するなら、必ず加入しなければいけないのが「自賠責保険」です。
「強制保険」と呼ばれることもあり、法律で加入が義務付けられています。
車検のあるバイクは車検ごとに更新されますが、車検のない「250ccクラス」「50cc原付1種」「~125cc原付2種」に関してはご自身で更新する必要があります。
自賠責保険の満期が近づくと、お知らせのはがきが届きますので忘れずに更新しましょう。
自賠責保険も「損保ジャパン」「三井住友海上」「三井ダイレクト損保」の3社がインターネットからの加入を提供しています。

任意保険(バイク保険)
- 自賠責保険で補償されるのは「対人賠償」のみで「対物補償」はありません。
- 最大で補償される金額も決まっており無制限ではありません。
自賠責保険で足りていない部分を補うのが任意保険です。

例えば…
「友人を乗せてツーリング中に人と接触。そのあとガードレールに衝突し、自身と友人も負傷した。」
このような場合、自賠責で補償されるのはケガの治療費のみです。
自身と後ろに乗っていた友人の治療費、衝突し破損させたガードレールの修繕費は、任意保険でなければ補償されません。

過去の事例によると、人身事故による死亡や後遺症が残った場合には、4億円を越える高額な賠償請求の例もあります。
この場合でも任意保険に加入していれば、保険でしっかりカバーしてもらえるので、任意保険の加入は必須なのです。

ファミリーバイク特約は自動車保険にオプションとしてつけられる特約となり、同じ補償内容でバイク事故でも補償を受けられるというものです。 ただし、125cc以下のバイクでご自身もしくは家族が対象となります。 特徴として人身の際に補償が発生するのでバイクは特定されず、友人のバイクを使用していた場合でも補償を受けることができます。

3. 任意保険の補償内容
任意保険の主要な補償を簡単に説明します。
対人賠償
バイクで交通事故を起こしたとき、相手がケガをしたり死亡してしまったときに保険金が支払われます。
「無制限」での適用が多いです。

対物賠償
バイクで交通事故を起こしたとき、相手の車やガードレール、コンビニの窓ガラスなどを破損させてしまった場合に、その修繕費用として保険金が支払われます。
人身傷害
バイクで交通事故を起こしたとき、バイクを運転していた本人、搭乗者がケガをしたり死亡してしまったときが対象です。
契約しているバイク以外でのバイク事故でも、保険金が支払われます。
搭乗者傷害
バイクで交通事故を起こしたとき、バイクを運転していた本人、搭乗者のケガや死亡の際に保険金が支払われます。
契約しているバイクでの事故でのみ保険金が支払われます。

自損事故
バイクでの単独事故や自分の過失が100%で費用を請求する相手がいない場合のみ利用でき、バイクを運転していた本人、搭乗者のケガや死亡の際に保険金が支払われます。
無保険車傷害
バイクで交通事故を起こしたとき、相手に賠償責任があるにもかかわらず賠償金が支払われない場合に保険金が支払われます。
以上の項目が理解できていれば、インターネットでの簡単な見積り内容を確認するときにチェックしてみてくださいね。
「バイク保険」おすすめ3選

チューリッヒ保険
50ccの原付も対象となる「チューリッヒのバイク保険」です。 新規で加入を検討している人はLINE経由でかんたん見積りが可能で、加入時のうれしいインターネット割引は、最大10,000円。 インターネット経由で加入者と直接取引をすることで中間コストを軽減し、とくに「日常・レジャー使用」の条件下でリーズナブルな保険料を実現しています。 業界最高レベルの無料ロードサービスをすべての加入者に提供しており、バイクが走ることができない状態の場合「(修理工場へ)100kmまで無料のレッカー移動」「帰宅費用の補償」「宿泊費用の補償」「修理完了後のバイクを自宅まで無料搬送」など、手厚い補償で加入者をサポートしてくれます。 わたしはずっと「アクサダイレクト」です。 インターネットのホームページから、登録不要で簡単に見積りを確認できるのがメリット。 ゴールド免許や年間の走行距離など、加入者の条件やライフスタイル、排気量や使用目的にあわせて最適でリーズナブルな保険料を提案しています。 年間で走る走行距離によって保険料も変動し、1,000km未満から10,000km以上まで、1,000km単位で細かく設定することが可能です。 ロードサービスのサービス拠点は全国に10,000か所以上あり、どこよりも早くよりスピーディーにサービスを提供。 事故対応実績が豊富であり、年間80,000件以上の事故を日々対応している経験があります。 万一の事故のときも専任の事故担当者が万全の体制でサポートしてくれます。 自賠責保険のインターネット加入にも対応している、「三井ダイレクト損保のバイク保険」です。 自賠責保険と任意保険を同時に加入できるので、とくに車検のない250cc以下のバイクを購入されるときにおすすめといえるでしょう。 同時期に両方の保険が更新されるので、更新のし忘れもなさそうです。 加入者のニーズに合わせて適切な補償内容を提案してくれます。 加入者限定のサービスでは国内外20万か所以上の宿泊施設、レジャー施設を特別割引価格で利用でき、契約2年目以降にはガス欠時に10リットルまでガソリンを届けてくれるサービスもあります。 ネット割引も利用したい「バイク保険」おすすめ3選 ーまとめー バイク保険を提供している「8社の任意保険の補償内容」に大きな違いはありません。 比較の対象となるのは、インターネットからの加入、ロードサービスの充実、保険料の安さ、の3点ということになりそうです。 とくに今回「おすすめ3選」で紹介させてもらった3社は、インターネットから加入できるバイク保険を提供しています。 インターネット経由で保険を更新する場合にも、現在のオドメーターの走行距離を入力し使用目的「レジャーで使用、通勤で使用など」を選択するだけなので簡単です。 年間走行距離などから保険料が算出され、さらにインターネット割引やWEB証券割引が適用され、保険料が決定します。 クレジットカードがあれば、決済完了まで10分もかかりません。 インターネット経由のダイレクト型保険にまだ加入していないのであれば、是非、一度試してみてはいかがでしょうか。 (ライター:宗像 正行)
アクサダイレクト
三井ダイレクト損保