東京オリンピックを控えた日本では、いろんな所で外国人からの旅行者に対しての受け入れ態勢を整えているところなのです。
外資系の企業として長い歴史をもつ、AIGジャパン・ホールディングス株式会社では、新たなプロジェクトが始動。
その名も「HOW NOT to Drive in Japan」。
今回はライダーのひとりとして、安全に日本を走るために!企業の提案する新たな活動をご紹介したいと思います。
目次
外国人旅行者に日本の交通ルールを知ってほしい!
日本を舞台に、世界最強のラグビーチーム オールブラックスの選手が出演するスペシャルな動画の配信「How NOT to Drive in Japan」が決定。
すでに第3弾となり、過去に配信された2作品も話題となっています。
「How NOT to Drive in Japan」では、日本の交通ルールを知らずに交通事故に遭いそうになる外国人の旅行者をオールブラックスの選手が未然に防ぐというストーリー。
AIGジャパンでは、動画を通して外国人旅行者に日本の交通ルールを学んでもらい、安全で安心できる日本滞在をサポートすることを目的としています。
日本の交通ルールを守って、楽しい滞在を!
日本は左側通行
自分の国では、右側通行。
だからと言って日本で右側通行をしてしまうと…事故を起こしてしまいます。
動画では右側を走行してしまう外国人旅行者を、オールブラックスの選手が強烈なタックルで阻止。
はたして、事故を防ぐことができたのでしょうか。
バイクはヘルメット着用が義務
レンタルバイクを利用し、日本をバイクで走行する旅行者も増えていくことでしょう。
もちろんしっかり契約をするので、ヘルメットなしで走行することはないとは思いますが、もし見つけたとしたら…
今回の動画では、危険を察知したオールブラックスの選手が見事にヘルメットを装着してもらっていますよ。
赤い逆三角形は、一時停止のサイン
道路を走行する上では、交通ルールを守ることが大切。
もし自由に走行したら、大きな事故を引き起こすことになるのです。
そのためルールを表示している標識の意味を、理解しておく必要がありますね。
動画では、一時停止に気づかない外国人旅行者がそのまま交差点に進入してしまいます。
でも、横断歩道の手前でしっかりオールブラックスの選手が大活躍!
全部で8つのルールを、オールブラックスの選手が楽しく紹介していますよ。
カードを見せるだけで、コミュニケーションができるツール
「How NOT to Card」は、外国人の旅行者が飲食店や宿泊施設、小売店などの従業員を円滑なコミュニケーションをサポート。
例えば…
- 食物アレルギーの確認
- チップが必要ないお店であること
これらのシーンに合わせたフレーズをすべてカードに記載されているので、伝えたい内容がすぐにわかりトラブルも防止できそうですね。
「How NOT to Card」は、全国の飲食店や宿泊施設、小売店などに30,000セットの配布を予定しています。
さらに、ウェブサイトでダウンロードすることも可能です。
「YOKOSO(ようこそ)検定」で、マナーの違いをチェック
そして日本人が外国のルールやマナーの違いをどのくらい理解しているか、ウェブサイトで検定できる「YOKOSO(ようこそ)検定」の実施です。
ウェブサイト上で質問の内容に回答すると、理解度がわかるシステム。
これによって、外国からの旅行者を迎えるためのノウハウを学ぶことができるようになっています。
TEAM YOKOSOメンバーを結成し、プロジェクトを成功へ
AIGジャパンでは、プロジェクトの趣旨に賛同した自治体や企業、インフルエンサーなどと「YOKOSO(ようこそ!)」と心からおもてなしをするためにチームを結成。
TEAM YOKOSOメンバー
左から
- 元オールブラックス主将 リッチー・マコウ氏
- 別府市長 長野 恭紘氏
- 銀座久兵衛 三代目 今田 景久氏
- 女優 すみれ氏
- コメディアン・動画クリエイター ミスターヤバタン氏
- 駐日ニュージーランド大使館 公使 ドミニク・ウォルトンフランス氏
(順不同)
いかがでしたか。
バイクに長く乗りたいライダーが雨天に運転を控えるのは、それだけ事故のリスクが高いと知っているからこそ。
さらに走行中に急な車線変更や幅寄せなどによって、バランスを崩すとバイクは転倒してしまうと大きなケガを伴う可能性が高くなります。
それでもバイクに乗り続けるのは、バイクに乗るのが好きで楽しい!から。
少しでも外国から来る旅行者が日本の交通ルールを知って、お互いに楽しく走りたいと願うばかりなのです。
INFO/画像提供/AIGジャパン・ホールディングス株式会社
URL:https://tackletherisk.jp/