バイク日和が続くと毎日でも走りに行きたくなりますが、出かけた先で油断大敵なのが愛車の盗難ではないでしょうか。
ちょっとコンビニに寄っただけで、ヘルメットがなくなっていた…
そして、まさかのバイクがなくなっていた…なんてことがあるかもしれない…
これが盗難の怖さなのです。
やっとバイクの免許をとって、欲しかったバイクを手に入れたみなさん!
そしてこれからバイクの購入を考えている方へ、今回は知っておきたい盗難対策についてご紹介したいと思います。
目次
知っておきたいバイクの盗難グッズ
まずは、何からバイクの盗難対策をすればいい?!
バイクの盗難対策としていちばん安全なのは、バイクから片時も離れず一緒にいることなのですが…
そんなことは不可能なのです。
あまりにもバイクの盗難が心配で、転職を考えたことがある人もいるとか。
できればいつでも目の届く場所に保管しておきたい!と思うのが、バイク好きという人種なのかもしれません。
願望を実現できない方は、まずは「ショップ巡りからスタート」です。
まずは、定番のバイク盗難グッズ選び
なるべく頑丈で、工具を使用しても切ることができないバイクロックが欲しい!
でも特殊な工具を使用すれば、切断できてしまうかもしれません…
そこで盗難から愛車を守るためには、少しでも長い時間切断に耐えられることが重要なのです。
そうなると、特殊な金属や鎖状のタイプがおすすめ。
さらに、用途に合わせて長さと重さを考えて選ぶことが重要なポイントになります。
参考までに…「AKM チェーンロック(10mm×1200mm)」
- 2.4㎏・0.9m・価格4,759円
- 3㎏・1.2m・価格4,899円
- 3.95㎏・1.6m・価格6,899円
- 4.55㎏・2.0m・価格8,099円
頑丈なタイプでも、ある程度重さがあるので持ち運びには不便。
そのためツーリング中の盗難が気になる方は、ツーリングバッグに入る大きさで軽量タイプのロックを探してみましょう。
この中で、ツーリングに持っていくなら2.4~3㎏のタイプになりそうです。
それでも結構な重さがあります…
折りたたみができる軽いタイプのロックもあるので、用途に合わせて選んでみるのもおススメです。
- 頑丈なタイプを探す
- ツーリングなどで持ち運ぶなら軽さを重視
- ロックの長さと太さを考えて選ぶ
- 価格の比較をする
軽さと価格を考えると、ワイヤータイプのロックを使用するという方法もあります。
太さは、24mmタイプでワイヤーとスチールカバー、PVCコートの3層構造。
重量は850gなので、持ち運びには嬉しい軽量タイプです。
金属や鎖タイプのバイクロックは、鍵の摩擦で開閉に時間がかかることがあります。
そのため、鍵の開閉部分が錆びにくい構造のバイクロックがおすすめです。
雨などで濡れて、使用しているうちにバイクのロックの鍵が錆びて入らない…とう事態が発生してしまいます。
こうなると、自分でバイクロックをはずすことすらできなくなってしまうのです。
これは避けたいですね。
そのため、摩擦防止対策や砂やほこりが入らないように鍵の部分が閉じた状態になるバイクロックを選びましょう。
「地球ロック」をすれば、もっとバイクの盗難対策に
盗難対策といっても、バイクにロックをつけて万全な対策とは言えないのが現状なのです。
何故なら、ロックは取り外すことや専用の工具で切ることができるから。
こうなると、プロの窃盗団の手にかかればあっという間にバイクが盗まれてしまいます。
どうすれば良いのでしょうか。
次なる方法として、地面にしっかり固定されている柱や駐車場のポールなど、「取り外すことができないものとバイク」を固定すること。
以前見かけたことがあるのは、アパートの1階に住んでいる人が、ながい鎖状のロックを使用してベランダとバイクを固定していました。
これは一目瞭然なのです。
ひとめ見ただけで、かなりバイクの盗難対策に力を入れていることがわかりますね。
こうなると、盗難をする悪い人たちも敬遠する要素のひとつとなり、きっとバイクの盗難から愛車を守れるはず!
何故なら…バイクを盗難するには、その場所にとどまり時間がかかるのを嫌がるそうなのです。
盗難対策をするのに、どこにバイクを固定するのか、自宅または外出時にバイクロックを使用するのかによって、バイクロックの選び方が変わってきそうですね。
ベランダとバイクを固定するなら、1.6~2.4mは必要となるでしょう。
重さと長さによって、価格も高くなるので予算に合わせてベストなバイクロックを探してみましょう。
ツーリングに出かけて知らない土地でバイクを駐車するときには!
できるだけ地球ロックのできる場所を探して、「バイクの盗難対策」してみて下さいね。
バイク専用の駐車場には、ポールなど地球ロックができるような駐車場もあります。
至るところでバイクの駐車場が少ないので、ツーリングに出かけたときには駐車場探しも困難なことがありますが、
できるだけバイクの盗難にあわないよう対策をして、ツーリングを楽しみたいものですね。
バイクの盗難予防に大切なのは、さらなる視覚的効果をねらうこと
さらに愛車を盗難から守るためには、バイクロックだけでは心配です。
次なる対策は…バイクカバー。
ベランダとバイクを固定していた方も、しっかりとバイク用のカバーで隠して盗難対策をしていましたよ。
バイクをグッズでロックするのも大切ですが、視覚的にどんなバイクがあるのか隠すのも盗難対策には必要不可欠なのです。
バイクのカバーといってもいろいろありますが、色は黒がベスト。
夜間でも目立ちにくく、バイクを隠すという意味で効果的です。
種類やサイズが多いので、バイクカバーを選ぶといっても…悩みます。
そこで、これからバイクカバーを購入する人のために「バイクカバーを選びのポイント」をご紹介したいと思います。
愛車を守るための「バイクカバー」どう選ぶ?!
- カラーは暗い色がベスト
- バイクのサイズに合ったもの
- 耐久性と防水、紫外線対策がされているカバーを探す
バイクカバーには、使用しているうちに破れやすいタイプもあります。
安さだけで選ぶと…破れたりして、また購入することになるかもしれません。
そのため耐久性は大切なのです。
いろんな素材のタイプがありますが、比較的布製のバイクカバーは破れにくい。
でもその分、価格的にはやや高めなことも。
そのため自分の予算に合ったバイクカバーで、少しでも長く使用できるタイプのものを選んでみましょう。
バイクカバーはどれも同じといって…サイズが合っていないシートを選ぶと、下から雨などが入りチェーンの錆びの原因にもなります。
せっかく洗車をしても、すぐに汚れてしまうのは避けたいですね。
破れにくく耐久性があり防水や紫外線対策の施されている、自分のバイクにあったバイクカバーが見つかるといいですね。
バイクロックの穴が開いているタイプや、持ち運びに便利な収納袋つきのバイクカバーもおすすめです。
購入のときは、バイクの車種別にサイズの目安が箱などに書かれているので、参考にしてみましょう。
Bernhard PostによるPixabayからの画像
参考までに…2Lサイズ(全長220㎝×全高135㎝×全幅95㎝)で適合するバイクの車種です。
HONDA
- CB400SB/SF
- CBR400R/ABS
- CBR250R
- CB250F
- VTR-F/LD
- CBR250RR
- CB400F
- CBR600RR
- CB250R/300R
Zennoz DesignによるPixabayからの画像
SUZUKI
- GSX250R
- GSR400 ABS
- GSX-R1000R
- GSX-R750
- GSX-R600
- GSX-R150
- ST250 Eタイプ
- GIXXER
- GSX-S125
Marcus TrappによるPixabayからの画像
YAMAHA
- YZF-R25/ABS
- YZF-R3/ABS
- MT-25
- MT-03
- SR400
- YZF-R6
- MT-07/ABS
- XSR-700
- MT-09
- YZF-R1/M
- MAJESTY S
patcharang_8によるPixabayからの画像
KAWASAKI
- NINJA250
- NINJA400
- NINJA650
- NINJA ZX-6R
- Z650
- Z900
- Z1000
- ZX-10R/RR
- ESTRELLA
- Z250SL
- NIINJA250SL
輸入車
- DUCATI 959 Panigale
- DUCATI Super Sport/S
- BMW 1000R/RR
- BMW 310R
バイクカバーは、メーカーのカタログのデータから算出されていますが、ハンドルやマフラー、サイドボックス、
リアボックスなどカスタム仕様のバイクでは、サイズがことなります。
もしサイズが合わなかった場合には、未使用で7日間以内であればサイズの交換が可能なショップもあるので、
購入前に確認しておきましょう。
尚、直接ショップで購入する場合にはお店の人に聞くと、教えてくれるはずですよ。
バイクの盗難対策だけでなく愛車をキレイに保つためにも、自分のバイクのサイズにあったバイクカバーを探してみて下さいね。
これはおススメしない、バイクの盗難グッズ
いくつかショップを巡り検討したグッズのなかでも、あまりおすすめしないタイプのバイクロックをご紹介したいと思います。
みなさんも、いちどは試したことがあるのではないでしょうか。
それは、音が鳴るタイプのバイクロック。
バイクに取り付けるだけの簡単なものですが、少しでも振動すると音が鳴ります。
音が鳴るタイプなら、バイクを盗む悪い人を撃退できるはず!と考え購入したのですが、
失敗でした…
何故なら、自分で取り付ける前に騒音が鳴り響くからです。
音の大きさを調節できるタイプなら、良いかもしれないのですが。
自分で取り付ける前に、振動でかなりの音が鳴り響く…
しかも、この音がなるタイプのグッズ!結構高い…
そのため、これから防犯対策をする方には、あまりおススメできない商品となっています。
でも、もしうまく使いこなせたなら、かなりの騒音でバイクに近づくことができないので防犯効果は絶大です。
コンパクトサイズなので、持ち運びには便利。
試してみたい方は、お店で音を確認してからの購入をおすすめしたいと思います。
これから免許を取得してバイクを購入しようと思っている人も、盗難からしっかりバイクを守って大切に乗りたいものですね。