カフェでコーヒーを楽しむのもいいのですが。
ときには、自宅でまったりしたいときもありますね。
コーヒー豆の種類もけっこうあるので、どれを選んでいいのかわからないことも。
そんなときは、プロが選んでいるものを飲んでみるのもおすすめですよ。
目次
コーヒー豆を選ぶのに基本となるのは?!
・「コーヒー豆の品質」 ・「焙煎方法」 ・「コーヒー豆の鮮度」
コーヒー豆は栽培される産地によって特徴があり、気候や風土の影響もうけるので、その品質を見極められるのが一流のバリスタ。
そして同じコーヒー豆でも香りや味が違うのは、焙煎してからの時間が関係しているのだそうです。
コーヒー豆は焙煎をすると、鮮度が落ちるので香りも一緒に薄れ、雑味がますといわれています。
そのため、鮮度を保つことも大切なんです。
イタリアで有名なカフェは?
カフェ文化の本場といえば、イタリア。
イタリアにある100年以上続く「Sciascia Caffe」は、ローマの名店と言われています。
オーナーのアドルフォ・シャシャ氏は、16歳からコーヒーの焙煎について学び、コーヒーの文化や伝統を守るオーナーです。
ここを訪れた人は、とても素晴らしいコーヒーが飲めることはもちろんですが、雰囲気が温かく毎日でも行きたいというファンも多い、おすすめのカフェなんですよ。
イタリアのスペイン広場にあるカフェ
イタリアのコーヒーアカデミー「AICAF」は、バリスタになるための学校。そこで講師として人気を集め活躍しているのが、アンドレア・マタランゴロ氏です。
現在は講師としてバリスタの育成に励んでいますが、ローマの5つ星ホテル「ホテル・エクセドラ」、スペイン広場の有名な「アンティーコ・カフェ・グレコ」でバリスタとして活躍した経験があります。
アンティーコ・カフェ・グレコの創業は1760年で、イタリアでも歴史のあるカフェなんです。
スペイン広場といえば、オードリーヘップバーンの出演する映画「ローマの休日」でも知られていますね。
そのスペイン広場の正面にあるコンドッティ通り沿い、右側にあるのがアンティーコ・カフェ・グレコです。
創業者がギリシャの方で、昔ながらのギリシア・コーヒーという意味。
ゲーテやアンデルセンなどの芸術家が訪れた場所として知られていますが、現在は観光名所となっているようです。
老舗でしか買えないカップとソーサーは、シンボルカラーの茶色とオレンジのラインが入ったもの。
おみやげにもなりそうですね。
アンティーコ・カフェ・グレコAntico Caffè Greco
Via dei Condotti, 86, 00187 Roma
営業時間 9:00−21:00
Espresso 6.00ユーロ-
こんなに違いがあるんですよ!セレクションされた豆たち
コーヒー豆にも、こんなに種類があるのかとびっくりする人もいるのかもしれないですね。
このコレクションは、50種類以上の豆からじっくりと選ばれたもの。
そして豆本来の良さを引き出すために、焙煎のバランスも考えられているんです。
コーヒーの産地一覧
コロンビア「サントゥアリオ農園」
https://item.rakuten.co.jp/tsujimoto/
農園主カミ―ロ・メリザルジ氏によってつくられたコーヒー。
軽い味わいで、ヘーゼルナッツの香りが楽しめます。
ブラジル「モンテ・アレグレ農園」
広大な土地で栽培されたコーヒー。
甘みがあるのが特徴で、ハチドリと呼ばれています。
ボリビア「コパカバーナ農園」
コパカバーナの意味は、宝石の展望台。
ボリビアの先住民族の言葉だそうです。
チチカカ湖の近くにある地域で栽培されたコーヒーは、ほど良い湿度と気温で質の高い豆として知られています。
インドネシア「マンデリン ビンタン リマ」
スマトラ島の北部、パラギンナン地区にあるコーヒーの木から収穫された豆を使用。
このコーヒーの木は通常の2倍の樹齢を持ち、ビンタンリマと呼ばれるには、この長生きのコーヒーの木から収穫されたものだけなんです。
エクアドル「サンタクルス農園 アンティーク・ブルボン」
http://www.specialtycoffee.jp/
ガラバコス諸島のサンタクルス島のブルボン種。
100年以上前にフランスの探検家によって植えられ、ゴンザレス家が生産をしたと言われているコーヒーです。
さわやかな香りとキャラメルの風味のバランスとほど良い苦みのある味わいです。
ケニア「ケニア マサイ AA」
コーヒー豆の栽培に適している環境。
標高1500〜2000mの高地、肥沃な土壌のケニアで育った豆が使用されています。
アプリコットやシトラスのような酸味とチョコレートのような風味が特徴です。
オーストラリア「マウンテントップ農園」
http://www.specialtycoffee.jp/
世界最南端の地域で栽培されたコーヒー豆。
自然豊かな農園にも関わらず、農薬を使用せずていねいに作られたものなんです。
グァテマラ「ラ・クプラ農園」
ダルトン家が運営する農園のなかでも、標高の高いエリアがラ・クプラ。
この特別な場所で採れたブルボン種からつくられています。
シトラスの酸味とダークチョコレートのような苦みのあるコーヒー。
コーヒーシャーベットをつくるのもおすすめです。
バナマ「ハートマン農園」
スミソニアン博物館の研究員が研究をするために訪れるという、自然環境の豊かな地域です。
ヘーゼルナッツの芳ばしい甘みとさわやかな苦みが特徴です。
「ルプーマAAA」
http://www.specialtycoffee.jp/
タンザニア南部にあるルプーマ州で育ったコーヒー豆は、粒が大きくコクと甘みがあるんです。
しっかりとした甘みのなかに、ほのかな酸味とチョコレートのようなコクを味わえますよ。
ブラジル「バッセイオ農園」
https://coffeemecca.jp/beans/785
ブラジルの南ミナス地区の農園で育てられた豆を、バルブドナチュラル製法で精製されています。
華やかな甘みとほのかな酸味があり、あとから苦みを感じるコーヒーです。
ブラジル「プラナウト農園」
http://rich-soil.net/?pid=106227597
グレープチェリーを使用し、ナチュラル製法とバルブドナチュラル製法で豆をブレンドしています。
甘みとさわやかな柑橘系の酸味のバランスがほど良いコーヒーです。
コーヒーを美味しく楽しむには?!おすすめのシリーズ
【極上コーヒーセレクション】
このシリーズは、毎月届くのでいろんな種類のコーヒーが楽しめます。
そしてマエストロ厳選のもの。
マエストロ・プレミアムブレンドは、ブラジルショコラとケニアをブレンドしたオリジナルです。
ナッツ、チョコレート、キャラメルのような甘みとフルーツの香りと一緒に濃厚なコクを味わえます。
もっとこだわりたい人は、豆のままでも届けてくれるんですよ。
これは嬉しいですね。
粉で頼みたい方は、中細粗挽きを注文することもできます。
豆が育てられた環境によって、いろんなコーヒーがありますね。
コーヒー豆を選ぶときにはその品質だけでなく、鮮度や焙煎する技術も大切なんですね。
お店で飲むコーヒーは、いろんなバランスを考えて淹れてもらえるので、美味しいのも納得です。
たまには、自宅でのんびりカフェタイムを過ごしながら、コーヒー豆の産地や味わいなど、じっく考えてみるのも楽しそうですね。
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